KB press

釜山お墓参りをパクったブロガーに画像一覧をいたずらされ見られない記事がありますが発見次第修正していますのであしからず。

白血病、治癒すれば選手復帰も=移植要否など検査-患者団体「頑張れる姿を」

2019年02月13日 | 東京都健康長寿医療センター DR

時事通信 2/12(火) 20:58
 
東京都健康長寿医療センターの宮腰重三郎・血液内科部長



競泳の池江璃花子選手(18)が診断された白血病は、がん化した血液細胞が増殖する血液のがんで、さまざまな種類がある。

 抗がん剤による化学療法が中心だが、骨髄などの造血幹細胞移植が必要と判断される場合もある。白血病の生存率はかつては低かったが、近年は向上しており、専門家は「仮に移植が必要になっても、治癒すれば選手復帰は可能だ」と話す。

 厚生労働省の調査では、2016年に白血病と診断された患者は国内で約1万3700人。うち10代は約300人だった。

 大きな分類では、がん化した細胞の増殖が急速な「急性」と、ゆっくりの「慢性」がある。また、がん化した細胞のタイプから「骨髄性」と「リンパ性」に分けられる。まずは検査などでどの種類か確定させ、治療法を検討する。

  東京都健康長寿医療センターの宮腰重三郎・血液内科部長によると、例えば慢性骨髄性白血病などは、化学療法のみでの治癒が見込め、移植が必要ないケースが多い。

 移植が必要な場合でも選手として復帰できる可能性はあるが、治療による体力の低下は避けられず、移植後には肺障害など合併症の恐れもある。宮腰氏は「いかに体力を維持し、肺障害を少なくするかがポイントになる」と指摘する。

 慢性骨髄性白血病患者・家族の会「いずみの会」代表の田村英人さんは、「今は医療が発展した。ぜひ復帰して、白血病にかかっても頑張れるという姿を見せてほしい」とエールを送った。 

コメント