晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

畝づくりの準備

2024-05-10 05:55:36 | じねんじょ
 5月10日からは七十二候の一つ蚯蚓出(みみずいずる)』です。
蚯蚓出とは冬眠していたミミズが土の中から出てくる頃のこと。
他の生き物は「啓蟄」の頃に出てきますが、
ミミズは昆虫類に比べ遅めの活動ですが、
畑土を肥やしてくれる大切な存在ですね。

昨日は薫風と呼べる爽やかな風が吹いて、
絶好の野良日和でした。
自然薯の栽培容器を埋め込み終わったので次は畝を作ります。
先ずは案内棒を波板へ挿していきます。


以前は竹を割って作って容器の横へ挿していたが、
昨年からダンポールを20cmにカットして波板へ挿しています。
耐久性があり種イモを置く直上なので目印として外れが少なくなった。

次に畝間が踏み固められているため、
耕運機で耕起して土を柔らかくしておきます。
雨が降って2日後なのに結構固い。


最後に畑全体へ元肥を撒きます。
今年は愛知県とJAで開発した専用肥料「自然薯ワンタッチ」でいきます。
これはロング肥料で元肥一回施肥でOKです。


三要素が13-3-18で10aあたり窒素成分15kgとしていたが、
長年同じ畑で栽培していると、
結構肥料が残っていることが土壌診断で判明したため、
今年は10aあたりの窒素成分を10kgにしてみることにします。
計算すると1株当たりの必要量は約40gとなります。

昨日はここまでで時間切れでした。
今日は網室ハウスでムカゴ播種する共同作業日です。
じねんじょ部会として最も大切な日になります。
当初予定していた火曜が雨で変更したため何人来てくれるだろう。
それによって終了時間が変わります。

< 薫風と野良して気分は若き日 >
コメント
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