晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

日々是好日

2019-11-30 06:21:06 | 人生
好きな言葉と聞かれたら
「晴耕雨読」と
「日々是好日」をあげます。

前者はブログのタイトルに使っており、
後者は我が家の床の間で年中鎮座しています。
以前は四季のものを掛けていたが、
ものぐさも手伝って落ち着くこの言葉に居てもらうことにしました。


中国唐時代の雲門文偃(ぶんえん)禅師の言葉で、
弟子たちとの禅問答にある。
改まって言うまでもないが意味は?
「どんな状況であれ、精一杯生きたその日は好日」

勿論いい日もあれば悪い日もあるのが人生です。
悪いことが起きれば落ち込むこともあるが、
要はそれを引きずらないことが大切で、
精いっぱい生きたその日を称え悪ければ、
気を取り直して明日にかけるって意味が好きなところか。

書き方や読み方にも多種あり、
「日日是好日」が正式で「日々是好日」は後年書かれるようになったようです。
読み方には
・にちにちこれこうにち:正しい読み方
・ひびこれこうじつ:日常会話
・ひびこれこうにち:他の読み方
・ひびこれよきひ:他の読み方
いろいろとあるもんですね。

若い頃は気にも留めなかった言葉ですが、
人間長くやっていると言葉の一つ一つに重みを感じます。
ブロ友さんも使っており意を強くしています。

< 日々是好日老いても明日にかける >
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何が足りなかったか

2019-11-29 06:38:40 | じねんじょ
今年こそ豊作と生産者仲間すら信じて疑わなかった我が自然薯畑です。
それが掘っても掘っても湿害の影響が出ていて、
畑へ行ってもまるで敗戦処理の投手のごときです。

それでもここで降参する訳にいかず、
昨日は県職員である農業普及専門員に畑へ来てもらい、
何が悪さしたのか検討しました。

一番は排水対策で
次に栽培容器の角度でしょうか。
分かっているつもりでも結果としておざなりにしていたと言うことです。

近所で私より10歳も年上で師匠とも呼べる栽培仲間の畑へ寄ってみました。
採れているのは私と全く違い湿害の影響が無く、
大きいのは1kg超えすらあります。

この違いは何だろうと先生と考えました。
同じことをやっているようでも、
栽培容器へ不要な水を浸透させない工夫があります。
畝の幅が1m以上もあってこれが堤防の役割と、
根張りの良さを促進しているようです。

毎年捲土重来ばかりの念ですが、
神か仏が私に与えた光明への試練と思ってやるしかないですね。

< 水に泣かされ喜びもす自然人 >
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裏年にしてしまったのか

2019-11-28 06:08:31 | 野菜・果樹づくり
今年は比較的暖かい晩秋ですが、
明日の朝は今朝と比べて半分くらいまで下がる予報で、
一気に冬の様相です。

霜が立つほど凍てついてヤバイのがキウイの実です。
我が家では霜が本格化する前の11月下旬を収穫期としている。

しかし今年は生りが悪い。
例年は300個ほど採れ冬のビタミンCの供給源でした。
数えたら91個しかなかった。

数が少ない分大きめが多かったが、
これは木が老木となったのかそれとも裏年なのだろうか。

ネットで検索すると、
「キウイは生理落果がほとんどないので、
実の着き過ぎの場合は全体に小果となり隔年結果の原因となり、
成り年と不成り年ができてしまう」
とあった。

となると今までが事実上放任栽培であったため、
生りすぎの結果かもしれませんね。
ともあれ100個近くは生んでくれた訳だから、
感謝の心でいただくことにいたしましょう。

< 秋更けてキウイ食べ艶戻りたし >
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宅配騒動

2019-11-27 06:10:17 | じねんじょ
自然薯をご予約いただいた方々に少しづつ発送しています。
昨日は80サイズを中心に常温4箱と冷凍2箱を発送しました。

大手通販会社のように大口割引契約ができないため、
宅配センターは我が家から10kmもあるが、
荷の持ち込み・プリペイドカード使用・送り状をパソコン作成の割引を駆使して、
依頼者の宅配負担が軽減するよう努めています。

夕方帰宅後に一仕事して農業収支表に記帳するため、
明細書を見たところ異変に気付いた。
冷凍は常温より200円余高くなっているはずなのに、
すべて常温料金で計算されているでないか。
安くなってラッキーと思うより、
もっと深刻なことを想定してしまった。
冷凍商品が溶けた状態で届いたら皆さんどう思う?

パソコン作成では常温と冷凍の色が違うし、
店頭では2回も冷凍が2箱あることを伝えている。

出した集荷センタの電話番号を調べるが、
ここの宅配は統括するコールセンターしか載っていない。
何度かけても込み合っているためおかけ直しくださいのみ。

もう都市間運送のトラックに乗ってしまっているのでないか。
焦った!
ようやくFAX番号を見つけて送信後の30分くらいして、
集荷センターの担当者から電話が掛かってきた。

荷の受け入れ処理は新人と思しき女性がやってくれていて、
ちょっとぎこちないなぁと思っていたが、
電話はその時に後ろで荷の整理をしていた女性からだった。

冷凍とすべきところを常温にしてしまったことを詫びて、
その時の会話を聞いていたので、
冷凍のラベルを貼り冷凍庫まで運んだと言うことだった。
何とか滑り込みセーフとなったか。
でも未だ到着までは気が抜けません。

教訓その一、
言葉だけじゃなく明細レシートをその場で確認すること。
そのためには眼鏡持参じゃないと字が読めません。
その二、
大手宅配会社は便利だけどいざと言う時電話すら繋がらないし、
小回りがきかぬ不便性を実感したことかな。

< クロネコが溶けた薯運び誰も笑わん >

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これ使えそう!

2019-11-26 06:12:42 | じねんじょ
じねんじょの擦りおろしには「すり鉢」と「すりこぎ」が定番ですが、
私の場合は一度に何キロと処理するため一人作業に向きません。
そのため7万円もする専用擦り下ろし機を10年ほど使用していて、
瞬時に処理してくれるため大変重宝しています。

ただ時々擦り残しの小片が入るため後で取り除く手間がありました。
これは一個ずつ擦る過程で手で持っていた最後のが、
完全に擦りきれずに下の容器へ行ってしまうためです。

最後の塊だけをまとめて処理できないだろうかと、
自然薯に対応できるフードプロセッサーを探していて、
見つけたのがこれです。


一回当たり200gぐらいしか処理できないため、
補助的な使い方しかできないがこれは使えそうです。
擦り具合は滑らかに擦れています。
15秒であっという間に擦ってくれました。

家庭用のフードプロセッサーはダイコン等の擦り下ろしは出来るけど、
自然薯は粘りが強くモーターが直ぐに故障してしまいます。
1万円程度でいいものを作ってくれたメーカーに感謝です。
出汁を入れて擦り延ばしもやってくれるか、
これにも挑戦してみよう。

ちなみにこれは楽天のここで購入しました。

< 粘り何のその瞬時に擦る秋夕餉 >

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