C-17

12月3日　雨のち曇り
　今日は、風まじりでけっこうな雨脚で降った。

　C-17が生産を終わって、工場は店じまいということだ。ずっと前に終わったと思っていたら、まだ、作っていたんだ。元々マクダネルダグラスが設計した（？）C-17は要求性能を良く満足した「最も成功した輸送機」だったらしいが、価格の高騰で当初の調達予定数の一部がキャンセルになったらしい。空軍が何かややこしい方法で追加の支払いをしたとかの問題もあった。アメリカ空軍の輸送機部隊用の新型の声は聞こえてこないから、当分の間、これとＣ－５、それにC-130で輸送に当たることになる。次機は無人機になることはないと思うよ。
　これでカリフォルニア州から自動車と飛行機の生産工場が消えてしまったことになるのかな。テスラがまだ残っていると言えばそうだが、あれは実験工場みたいなモンだからな。

写真

　だいぶ前、夕方、色が着き始めた空に４発機の飛行機雲が伸びて来た。このコースで飛ぶのはあまり見ないからと写真に撮っておいた。後で拡大して見ると太い胴体の高翼機、、、Ｃ－１７みたいだ。頭の上の飛行機雲は圧倒的に民間機が多く、軍用機はほとんど見ない。このあたりから高度を落しながら回り込んでトラビス基地はきついか。もっと遠くまで行くんだろうな。


　同じくC-17。パンパンに太った力士みたいな風貌だ。空荷だと機体５個分ぐらいの距離を滑走したら「すっ」と頭を上げて飛び上る。トラビス空軍基地にて。