とても繊細で心なごむバラの柄のいっぴつせんが、口と足で描く芸術家協会から届きました。
口と足で描く芸術家協会とは、事故や病気などのために両手が使えなくなってしまった障がい者が、自立を目指して、車椅子やベッドの上で口や足に筆をとり、絵を描く画家のグループです。
1956年ヨーロッパで始まり、日本でも1961年から50年以上にわたって活動を続けています。
世界74カ国約800名の画家が参加しており、日本では22名の障がい画家が活躍しています。
こちらは大井手 麻紀さんが口に筆をとって描いたバラのいっぴつせんです。
大井手さんは出生時に脳性小児マヒにかかり、上下肢と声帯にマヒが残っています。
護学校卒業後は絵画教室に通い、今は絵が生きがいでずっと勉強してきて良かったと仰ってらっしゃいます。
大井手さんの描かれたバラは、濃淡の美しい配色且つ繊細。
優雅な気持ちにさせてくれます。
このいっぴつせん、半分から違う絵柄なんです。
後半は淡い透かしが浮かんだ裾に黄色いバラ。
エレガントですね♪
休日の昨日、まだ休んでいる息子の食事を用意して外出する折一筆。
目の前にないと食べませんがからね…一筆添えました。
チラシの裏に書くより心がこもってるでしょ^^
家族への思いやり、大切ですもんね。
この他にご近所さんにお裾分けやお友達にお土産を渡す時に、また、事務手続きの折りに「よろしくお願いします」など一筆添えるなど使い道はいっぱい♪
こんな素敵ないっぴつせん、いかがでしょうか。
口と足で描く芸術家協会では障がいを負った画家たちが描いた絵で絵葉書やカレンダー、文房具など様々なグッズを年に2回春と秋に販売しています。
作品の収益は、障がい者の生活費や、奨学金制度、障がい者への特別援助、展覧会の開催などに使われます。
作品はネットショップでも購入する事ができます。
色々な画家の個性豊かな作品がお手頃価格であるので是非お気に入りを見つけてみていただければと思います。
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