tkoさんの喫煙者から受動喫煙者になって・・・の記事を読んで
実は私も過去にタバコの喫煙中止について苦い経験があるのでした。私は社会人となって愛煙家仲間の誘惑に負け、ついに喫煙者の仲間入りとなったのでした。当時「酒・タバコをやらない人間は一人前でない」とまで言われていた時代だった様な気がします。何時の間にか愛煙家と化し、あっという間に1日一箱半の喫煙量となってしまったのでした。ところがある日妻が言うには狭いリビングの天井クロスが一部薄黒く目につくので掃除機で吸い込みをしたところ帯状の吸い込み跡がついていて、これはたばこの煙のニコチン・ヤニの仕業ではないか?と言うことになったのでした。それからが私の健康のためにと再三にわたり妻の意見を聞く日々が続いたのでした。そうこうしている時私も思い切って禁煙をすることに思いたったのでした。「酒は止められるけどタバコを止めるには一苦労する」とまでの謂れへの挑戦でした。職場の愛煙家も一緒に私に付き合ってくれて何とか喫煙中止に成功したのでした。1年位続いたのでしょうか何時の日か又喫煙時のタバコの味と間合いが忘れられなく、なんとなく手持無沙汰で自然にタバコの魔力に舞い戻ってしまったのでした。「どうして俺がタバコをやめなければならないのだ!」といった幻惑さえ覚えたのでした。しかし思い直して二度目の禁煙に踏み切ったのでした。
今から思い起こすに当時禁煙を我慢するのに死ぬほどの苦しい思いをした記憶があります。禁煙に踏み切って何年?~経ったのでしょうか。今ではタバコの事はすっかり気にならなく毎日を過ごしています。
そして振り返るに私が60才台の頃、年一回の健康診断を受けていた時、レントゲン検査で「肺の一部に影がある。何かわからないが君は若い頃、もしかしてタバコを吸っていたのではないか?」と掛かり付けの先生の指摘があった。私は若い頃タバコを吸っていたことを白状する羽目になったのでした。矢張りその痕跡が今もって消え失せていないのであろう。それから何年か経った今、先日も「MM」検査のついでにレントゲン検査を受けた時、やはりその陰の存在が見受けられたのでした。ご担当の先生にも私が以前指摘された痕跡を申し訳したことについて先生は一言も触れることなしを得たのでした。私はこの件については先ず一安心といった現状でしょうか。(ysa)