昨年9月25日(金)に逗子駅前の亀ヶ岡八幡宮の「フリーマーケット」に初参加した。81歳の老人となってこれまで海外在住や旅行で趣味的に集めたものがかなりあり、この処分が目的だった。品々への思い出もまだ記憶にあるうちにと、思い立った次第である。記憶が薄れてしまったら残った趣味で集めた品々はただのガラクタになってしまう。記憶を蘇らせながら説明して見に来てくれた客に販売できるのは意義あることと手伝ってくれた妻にも感謝している。
魅力ある品を通常より安い値段で大量に購入したり、高額商品を仕入れるわけではないので、経験もなく大金を失って妻と離婚して慰謝料支払いの心配もまず無いだろうとの思いで新たなチャレンジでこれまでと違う体験ができればと思いが強かった。
境内の1坪で午前9時から午後3時まで参加料2,000円払えば6時間お客との会話で楽しめる。前日自宅で商品全ての値段を確認して、値段交渉へはどう対応するか、試験的に並べ、また包み紙も準備したら大きなスーツケース2個にも詰めるのは困難だった。8時半には自宅を出てバスに乗り、会場で15分掛けて商品を並べようと前日夜は22時に床に就いた。25日には予定通り8時45分から展示を始め手際よく行ったが天気が怪しくなってきて、残念ながら10時半にフリーマーケットの幹事から午前中で撤収するように言われた。最初の時は出店を誰にも伝えていなかったので知人も知らず顔出しもなかった。この場所でのフリーマーケットは毎月1回で、その後10月28日(金)、11月27日(金)、12月11日(金)と続けて出店した。近くに住むyooさんに出店の話をしたら、数人の明大OBの方に新型コロナ対策厳守(マスク着用等)で顔を出されたらとの案内をしていただいたので10月~12月にかけ10名程の方が顔を出された。
yooさんの話によると、過去2回、地元校友会で逗子市民まつりでのフリーマーケット参加出店したことや、亀ヶ岡八幡宮でのフリーマーケットにも紫紺のやかたに投稿している方が出店されたことがあったそうです。
私にとってフリーマーケットの原点は戦後の物々交換の「青空市場」が頭の片隅にあり、また趣味で集めるようになった変わった日本人としての海外在住勤務についても次回の投稿で紹介できればと思っている。(kazu)