紫紺のやかた

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2022年11月8日(火)「皆既月食」と「惑星食」

2022-11-12 15:13:38 | 写真館
 442年ぶりでの月が天王星を隠す「天王星食」と同時に皆既月食がおこる出来事の出会いに興味がわいてきた。TV報道や新聞の書き込みとかネット情報で事由を知るにつけ、その道の博学に触れてみたくなったがこの道も天文学といわれる奥深い学問である。442年前の皆既月食と惑星食は「織田信長」の時代にあった出来事となるそうだ。「皆既月食」と「惑星食」が重なる特別な日である。なんでも太陽系惑星は太陽に近い順に「水星」「金星」「地球」「火星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」「冥王星」の9惑星から成っている。その中の「天王星」が今回話題の皆既月食と天王星食が重なる日で5000年に一度の出来事らしい。
 皆既月食は夕方7:16頃から始まり8:42頃に終わる。6:09頃から欠け始め、6:45頃半分くらい欠ける。そして7:16頃皆既月食となり月が赤黒く見える。8:42に終わりを遂げるが8:42ちょっと前8:41に月の左東側から天王星が月に入り(いや隠れ)9:20頃に月の右下から出る。やがて月は満月にかえる。この一連のシーンが今回の天体ショーである。
 次回の皆既月食と惑星食は322年後となる。国立天文台によると前回(442年前)のは「土星食」。次回は322年後2344年7月頃で同じく「土星食」だそうです。
 私はこのシーンを何としてでもカメラに収めたいとベランダに三脚を据えスタンバイしたが望みは叶えられなく残念である。なんでも天体望遠鏡のような超望遠でなければ「天王星」は捕まらなかったらしい。
 「天王星」なしの月食模様を添付しました。(ysa) 
 満月                   欠け始め
 
 皆既月食 寸前            欠け終わり 間近