紫紺のやかた

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現役時代の部下との会食(その2)

2024-06-26 13:03:08 | 日記
 前回のブログでは、大森での会食での思い出話をいたしましたが、その中で元上司が入院中でいることを知ったことをお話ししました。
 入院中だった元上司が4月28日にご逝去された。享年84歳で、私より10歳年上であった。訃報は家族葬が終わり、その10日後に届いた。 
 家族葬にされたので、元部下は参列できなかった。家族葬が常識になっているので、やむなしかと思う。
 元上司は、神道の家系であった。神道は祖先を自分たちの「守り神」とし敬い、故人様は家の守護神となります。 神の鎮まる聖域である神社でご葬儀を行なうことはほとんどなく、故人の自宅または斎場やセレモニーホールで行なうそうですが、神道の葬儀を【神葬祭】。と呼ばれているそうです。
 亡き上司のご母堂さまの葬儀に参列しましたが、お焼香でなく、榊を手向けた。やりかたは、その場で教わってやったが、覚えていない。確か、二礼二拍一礼をしましたが、手をたたかないで、両手を合わせる寸前で止めたことは覚えている。
 お香典は、前回同様に【御玉串料】と記載したものを、お供えしました。元上司は、私より先ほど触れましたように10歳年上で、80歳の大台を超えられたので、更に寿命を延ばされると確信しておりました。 大酒飲みの上司、先輩諸氏は70歳代後半にご死去されたことを見ますと、戸田競艇場で鍛えた強健な体で、ガンであったが、長寿を全うされたものと思われる。
 胃がん手術後、相変わらず飲酒・喫煙はされていたが、数年後、肺に転移し、手術をされて成功し、無事に退院された。病院を出て、すぐさまタバコを吸われた。タバコを我慢すると、ストレスがたまるのは良くないとご本人の弁だったそうです。『腹を据えてやれ!』が口癖だった元上司らしく思った。
 戸田競艇場で、鍛えた体の持ち主だったので、自信をもって生活をされたものと思われますが、その後の不摂生さで、再入院となり、闘病生活を余儀なくされることになった。
 ガンの病は、誰もが罹患する可能性はあるので、日頃の生活習慣を改めていくことと共に定期的な健診や人間ドックなどが必要性を改めて感じた。
                         以上  tko
 2024年6月26日                 


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