CLUB103 (103系電車好きの独り言)

CLUB103ブログは、管理人の独り言をアップグレードしたものとお考え下さい

スキャン

2007年10月31日 03時18分22秒 | 撮影・調査・研究
とりあえず無線綴じのものから先にスキャンしていく予定。
というのは、平綴じになってるのは、先にステープラーをはずさないといけない。
業務用だからペンチか何かで切ってから引っこ抜く形になるかも。
いずれにしても、今の手の状態じゃそんなの無理なので、片手だけで作業ができる無線綴じを優先する事に。

ただ、ジャーナルもファンも80年代はまだ平綴じなんだよねぇ。
70年代から無線綴じのピクはエライ。

あと、読み取り解像度も、あれこれ考えていて、現状400dpiなんだけど、図面とかグラフとかが多いピクとか電気車の科学などは400dpiのままにするつもりだけど、写真とか文字とかが多い他の雑誌は300dpiで読み取ろうと思う。
それの方が読み取りも早いし。
ダイヤ情報も少し読み込んだんだけど、巻末のダイヤもとりあえず違和感無く読めるので、まぁ合格点としておこう。
そもそも、300dpiって一昔前のコピー機の解像度なんだから、十分といえば十分なんだけどね。
大は小を兼ねると言うじゃない、400から300にはあとから落とせても300から400にはあげれないからね。

そうそう、指の方ですが、あまり状態は良くありません。
親指自体は安静状態です。
指を曲げる事すらしていません。
だから、親指はずっと伸ばしたままです。
会社までは自転車で5分なので良いのですが、それ以外の外出とか、写真撮影とかは当分中止して、まず傷を治します。
もうちょっとで肉が削げるところで、刃は斜め上から落ちてきた感じです。
まぁ、裁断機を斜めに持って階段を上がる私がバカですが、その状態からすると確かに切れるとしたらそういう斜めに入ってくる感じなのは間違いないです。
しかし、本当に不幸中の幸いでした。
マジでちょっと太い針金も簡単に切れるくらいですから、この裁断機・・・

で、でけぇ

2007年10月30日 00時18分28秒 | 撮影・調査・研究
ヤフオクで185系電車の説明書をゲットしたのはよいが850頁もありやがる。
これ、スキャンするのしんどい。。。。
とりあえず説明書類は今のところ、今まで通り手でスキャンするつもりなので。。。

頒布価格も単純にコピー代だけで12000円以上するから、誰がほしがるかわかんないけど、まぁそのうちラインナップに上げておこう。

雑誌のスキャンはすこぶる好調だけど、親指の方、まだ包帯をとってないので、どうなってるのかすごく不安。
ちょっとねじると激痛が走るだけに、ちゃんとくっついてれば良いんだけど。
とりあえず、左手は当分安静です。(カメラも使えない)

やはり大量に出来ますね

2007年10月28日 16時49分12秒 | 撮影・調査・研究
裁断機でカットしてADFでスキャンですが、ちょっと時間かかりましたが効果は絶大です。
5時間くらいかかりましたが、ピクトリアル1年分約1250枚と、運輸界を27冊ほど3500枚、合計4750枚のスキャンができました。
通常、10時間分くらいの工数と思いますが、人間が10時間も同じことを継続してやれるはずがありません。
結局15時間はかかると思いますが、所要時間で3分の1,実質的にスキャンにかかわった時間はやはり10分の1以下に軽減できそうです。
んなことで、少なく見積もって、週に1年分はスキャンできそうです。

手を負傷した甲斐があったというものです。(ちょっと違うか・・・)

スキャン開始

2007年10月28日 01時00分38秒 | 撮影・調査・研究
裁断機でカットして、ADFを用いて両面スキャン・・・・
そうや、連続してスキャンしていったら、紙滑り起こすんやった!!

ADFってのは、スキャナの上部に紙を差し込むところがあって、勝手に紙送りしてくれるそうちで、オート、ドキュメント、フィーダーの略なのかな。
フィーダーと言わずにフューダーって呼んでしまってるけど(^^;;→最初に直感で思った言葉ってずっと忘れないもので、、、

で、束ねた紙から一番上の1枚を取り出しつつ、紙滑りを起こさないように、非常にデリケートな装置なんですね。
で、ずっとスキャンしていくと、上質紙などテカテカしてる油(がついてるかどうかは知らんが)とか紙のくずとかが紙送り装置に付着して、精度が落ちてたびたび途中で止まる。
だから、連続してADFを使うのは御法度だったんだ。
今思い出した。

対策をこれから考えようと思う。
しかし、左手の親指だからこうやって文字を打てるけど右手の親指だったら変換キーが押せない・・・・危ない危ない。
まぁ、左はスペースを押していたので、スペースを押すのは苦労するけどね。

痛いなぁ

2007年10月27日 15時49分18秒 | 雑談
処置をしてもらいました。
爪は全部割れていなかったのですが、内側から切れたので指も切れています。
爪の先っぽがつながってるのを見て、ちょっとほっとしました。
逆側からだと、実際にどのていど刃が入ったかわからないけど、爪の先があるってことは指の側から刃が入って、ここで止まったってことだから。

でも、麻酔の注射が痛かったです。
爪をはぐわけでもなく、縫うわけでもなく、とりあえず消毒して包帯まいてもらいました。
爪をはぐのは簡単だけど、あとが大変だから様子を見ようってことで・・・

しかし、血がいっぱい出たので怖かったです。
出血性ショック死ってのがわかるかんじです(笑)

でも、大事に至らなくてよかったです。
これで今後は危険予知が万全です。。。

裁断機登場

2007年10月27日 12時15分44秒 | 撮影・調査・研究
昨日発送の連絡があり、今朝、家の近くのクロネコに届いたと追跡サービスでわかったので、さきほど取ってきました。
自転車ではちょっと大きすぎるこの箱!
単車に乗っていたころ、後部座席にものを固定するネットを持っていたので、それを持ってでかけたんだけど、もってなかったらちょっと困ったなぁ。
まぁ、なんとかネットにひっかけることができたので載せて帰りました。
22キロって外箱に書いてあったんだけど、自転車に乗せるときにはすごく重かったけど、さすが自転車、スイスイってなもんです。
家に帰ってから開梱し、いよいよ試し切り。
しかし、さすが中国製、こんなところに鉄を無駄遣いしてるんやなぁという作り。
日本だったら土台とかステンレスを使える所は使うはずだけど、全部スチール。
確かに、切るときに台が動くといけないので、ある程度しっかししてる必要はあるけど・・・・
とりあえず、押すための棒がはいらん。
こいつがてこの原理で力を倍増してくれるのに・・・・
ゴムがついていて、それが邪魔なので、とりあえずとる。
鉄と鉄でドッキングするので、これをそのまま入れると将来外れない可能性が大だけど・・・
それに、なんやねん説明書もないやんけ。
簡単な英語のパンフレットがあるだけで。
組み立て方が書いてないぞ。

で、ダイヤ情報を1冊カットしましたが、見事に切れました。
しかしセットに、最初ということもあって1分以上かかりました。
どの程度背の部分を出すかの調整に慣れが必要かなと思います。
カットしてみると、きれいに単票になっています(笑)
ただ、表紙は先にスキャンしておく方がいいかもしれません。
背の方に文字とかあったら、たぶん切れますから。

いやぁ、戦力になりそう。
でも、やっぱり無線綴じは楽だけど、平綴じをどうしようかなぁという感じです。
平綴じでも、ホッチキスを残したままカットすれば楽なのですが、平綴じのホッチキスって背の部分から5ミリ以上入ってることが多いので、それを避けて切るということは、サイズが7ミリ~10ミリ程度小さい単票ができてしまうということで・・・
ちょっと今後の対処方法考えています。

あとはスキャンですねぇ。
自動カラー認識をすると、モノクロページは2値で読んだと思うので、その辺をカラーはカラー、モノクロはグレースケールで取り込む設定があれば楽ですけど、そうでないとカラーページとモノクロページで分けてスキャンしなきゃならないんで・・・

いずれにしても、ちょっとうれしいです。

スキャンの為に裁断機購入

2007年10月26日 11時18分21秒 | 撮影・調査・研究
かねてから、研究者のための資料共有を目的として、趣味誌や専門誌のスキャンをしてきたのだが、非常に手間のかかる作業であるため、今後の工数を勘案して、大型の裁断機を購入し、雑誌を解体してからADFを用いて自動スキャンする方法に変更することにした。
これについては、職人気質な勤め人の憂鬱ブログの檀上さんも同じ悩みをかかえていて、あれこれ情報交換しているうちにヤフオク上で安い裁断機が売られていたので、それをお互い購入しました。

現在、120頁程度の雑誌で、カラー頁が数枚のものをスキャンするには、約7分~10分かかります。
見開きでスキャンしていますので、おおよそ60回スキャンすることになります。
1年分の本をスキャンすることを想定して、裁断機を使った場合と現状を比較するとこうなります。
現状は、1冊8分として8×12冊=96分・・・1時間半の工数です。
実際にはずっと同じ動作を60回×12冊=720回繰り返すことはまず人間の能力上難しいモノがあります。
ですので、どこかで休憩を挟む必要があるので、それを12分と見越して108分。
1時間48分が工数と言えます。……イメージ的にはもう少しかかってる感じがするなぁ。
次に裁断機を使った場合、最初に12冊の裁断をおこないますが、1冊15秒程度でできるとして、3分で12冊を裁断できます。
ただ、最初の1冊を裁断した段階でADFによるスキャンを開始できますので、裁断を開始して30秒後にスキャンを開始したとしましょう。
裁断は3分で終わりますが、スキャンの開始は0分30秒からで、120頁の両面スキャンに要する時間は約4分30秒(実測値です)なので、最初の1冊目は裁断開始から5分で終わります。裁断は3分で終わってますから、3分-5分の間は手待ちになります。(要は休憩できるわけです)5分で1冊目が終わってから2冊目にかかるまで30秒の余裕時間を見ると、12冊のスキャン終了は、裁断を開始してからちょうど60分後です。
上記の96分と比べると約4割時間が短縮できることになります。
これは12冊のスキャンが完了するまでの時間比較ですが、実際人間が動く時間単位での比較をすると、現状の場合は適度に休憩を挟むので108分となりますが、裁断を先にして、後は4分30秒ごとに30秒のADFへのセット時間のみですから、3分+30秒×11回=8分30秒。
実に12分の1に短縮できます。
つまり、30秒ごとに書類の入れ替えをする必要があるけど、それ以外の時間は自由に使えるわけです。
ネットでブログも書ければ、103系の時間速度曲線なども書けるわけです。

これを労務コスト比較すると、時間4000円で計算しても、12冊のスキャンが今まで7200円かかっていたのに、570円で済むということです。
やっぱり機械が勝手にやるっていうのは楽です(笑)

裁断機が15480円だったので、雑誌2年4ヶ月分(28冊)のスキャンをすれば元が取れる計算でしょうか(笑)
なによりも、やりたいことが多くて要求過剰に対して処理が全く追いついていなかった現状がありますので、労務コストよりも処理に要する実時間が減ることの方がうれしいです。

複合機によるADFスキャンの他に、富士通のscan snapも活用しようと思ってる。
2台同時にスキャンを開始するというもので、複合機の両面スキャンは用紙を一度反転させて読むので時間がかかるんだけど、scan snapは一度紙を通すだけで両面読むので処理が早い。
実測値が無いけど、1冊スキャンするのに4分~5分でいけるんじゃないかなぁ。。。
平行してスキャンできれば、もっと効率的にできるかもしれないなぁ。

いやぁ、ちょっと楽しみです。
本はバラバラになるけどね。
年末にかけて24.1インチワイドディスプレイを購入予定で、1920×1200ドット表示で見開くので、B5見開きだと普通に最初の画面で文字が読めると思ってます。(試してないけど)
A4見開きの場合(レイルマガジンなど)はおおまかに字は読めるけどきっちり読むには1つ拡大する必要があるかもしれないなとは思ってますが。
いずれにしても、私が将来的にこうなるだろうと考えてる姿の1つである「本を読むとは本を開いて目を通すのではなく、ディスプレイ中にある誌面を見る」というのに近づいてきたなぁと感じています。
数年後には27インチ~30インチの超薄型液晶が10万以下になってると予想していて、解像度も2880×1800程度にはなっていると思ってます。
そうなると、A4見開きでも拡大せずに画面に表示するだけで文字が読めるはずです。
そうなると、本当に本に本棚なんていらなくなってくるなぁ。

そうそう、裁断機だけど4センチくらいの太さでも切れるらしい。
いままで「うっとうしい」と思っていた時刻表をスキャンできそうで、それもまたうれしい。

奥が深い

2007年10月25日 20時54分08秒 | 雑談
鉄道運転工学等について知りたいと思った理由は、結局は103系電車を擁護したいとうのがあるわけだが、それを何らかの実例と照らし合わせつつ正当化するのはやっぱり大変だと感じる。

103系の設計段階から鉄道業界では「経済運転」という言葉は既に浸透し、力行率をどうすれば効率的かという研究は進められれていた。
国鉄では101系で変電所容量という壁にぶち当たったことから、首都圏での101系の運行については、かなり神経質になっていく。
その結果として103系が生まれていくのだが、どうも103系誕生が山手線に101系が運転できないからという点だけ強調されているように思える。
だから、103系は山手線向けというようなことが言われてきたのかなとも思う。

そもそも101系自体は1959年11月に6M4T化されて旧形国電なみの性能に落ちた段階で見切りをつけてる。
ただ、同じ轍を二度踏まないために、次期通勤電車については非常に慎重にことを進めたから時間がかかったわけだ。
その間にも毎年輸送力増強用に車両が必要になるので、次期通勤電車が完成するまでは仕方なく101系を継続して製造したと言うだけの話。

実際、鉄道ピクトリアル85年5月の久保田さんの記事によると1960年頃には基礎研究に着手しているようだ。
アウトラインができてきたら、それに最適化された主電動機も必要となってくるわけで、MT55の試作機がいつできたのかは知らないが、1962年早々には諸元も固まり、試作車の設計が開始されているようだ。
実際に試作車が完成するのが1962年度末(1963年3月)で、量産車が1964年度はじめ(1964年5月)だから、各局と調整しながら設計したにしては結構急ピッチな工程だったように思う。

101系に見切りをつけてから5年間、山手線や総武線に大量の101系が新製されてしまった。これらは本来、作りたくて作ったものではなく、仕方なく作ったものだ。
結果的に総武線などは101系であるがために冷房化率が非常に遅れてしまった。

まぁ、これは後年の103系にも言える話なんだけど、103系の場合は一定の要求水準を満たすものであったから後継車が無くても困らなかったが、101系の場合は既に「使えない車」のレッテルを貼られた後の増備なので、この違いもきちんと把握しておく必要はあると思う。
本当に103系が使い物にならないのであれば20年間も増備はしないでしょう。
ま、20年といっても、実際には1981年の福知山線宝塚電化時までなので17年ほどなんですけどね。
後は、福岡地下鉄に入れるにあたって、他の車種で条件に合うのがなかったので103系をベースにしたのと、車両受給の都合でどうしても中間車が必要になって作っただけですから。

奥が深いと思うのは、やっぱりいろんなことが絡んでいるなぁと感じるからかな。
電車を動かすには電気を流さなければならないし・・・
スピードアップへの欲求はいつの時代でもあって、それと省エネのバランスが大事なんだろうけど、よく言われるような高性能の車両を作ろうと思うと省エネに反するんよね。
私鉄と国鉄では根本で考え方が違うだろうし。
そういう点もひもときながらだと、まとめるのって大変だなぁって思う。

そういえば、越後線や和歌山線電化の時に使った架線は、直接架線柱から伸びてるアングルにトロリー線をつけるもので、許容速度は時速85キロだそうだ。
つまり、コスト減のためにそういう電化方法もとったわけで、そういうことをしなきゃならない状態なのに、時速120キロ運転しろとか言うのは、現状に合った提案なのかどうかも良く考えなきゃと思う。
もし、時速120キロ運転をする場合、どの程度の線路改修費用、電車線(架線)の改修費用が必要なのだろうか?
車両もそうだけど、簡単に最高速度を10キロ20キロ上げろと言うが、現状と同じ条件でそれが達成できるのかどうか、まずそれを考えなきゃと思う。

川島本なんてのは、こういうのを全く考えていないんだけど、それなら山手線を片側10車線にしたら良いんだよ。
ここまで書いたら「そんなん無茶や」って言うでしょみんな。
結局、現状の制約を考えずに提案するってのは、私が書いた片側10車線と似たようなことなんだよね。