ブラック企業の定義として、長時間労働を強制するとかあるみたいだけど、なんかね、会社が全て悪いような言い方をする世論には少し抵抗がある。
残業とは何かと言うと、会社が決めた所定労働時間を超えて働くこと。
例えば会社の所定労働時間が、朝の10時から夕方4時で、昼休憩1時間の場合で、夕方4時以降働けば残業と言う事になる。
ただ、この場合5時間しか1日に働いていないので、この日に夕方4時以降、晩の7時まで仕事をしても、残業した3時間についてはその人の給料から「時給相当」を計算して、その3時間分が支払われる。
この場合、法定労働時間を超えていなければ残業手当の割増は付けなくても良い。
これは極端な例だけど、多くの会社が週40時間の制約のもとで、ぎりぎりの所定労働時間になっていると思う。
だから、通常の会社であれば所定労働時間を超えて働くイコール残業手当は25%の割増が付くことになる。
でね、私が思うブラックというのは、この残業手当を払わなかったり、残業手当の割増を付けなかったりする企業だと思う訳。
単に残業させてるだけの企業をブラックと呼んでいいのかなぁと言うのはある。
月100時間労働しました。
ブラックです・・・
でも、残業した人は100時間分の残業手当を貰ってるのよ。
100時間分のうち60時間を超える部分については割増が5割になるので、100時間の残業と言うのは、その人の時給で135時間分貰ってるのと同じ。
所定労働時間を7.5時間としたら、18日分の給料がプラスされるわけよ。
普通、週40時間で考えたなら、月当たりの労働時間は170時間程度・・・
つまり、18日分の給料というのは、その人の基本給などの80%相当なのよ。
わかりますか?
100時間残業したら、その人の給料は普段の1.8倍になるんですよ。
もっとも、時給計算する時の手当の含め方とかで金額の大小があるので、正確にそうなるわけじゃないけどね。
それだけ給料貰って、何が不満だ。。。
と、思う部分があるのよね。
逆に、社長の立場からすると、労働時間だけで判断してはいけないのではないかと思う訳。
労働時間で判断しなければならないのは、単純労働。。。
自分がいることで、常に生産されていくようなものね。
例えば流れ作業でお弁当を詰めたりするのなんかもそう。
時間に比例して成果物が多くなる。
そういう労働には、時間で判断しても良いと思うけど、今は働くといっても多様化してる。
IT産業なんて昔なかったけど、労基法はIT産業なんか出来る前の代物。
IT産業のような成果物というのが時間で得られるものではないのであれば、違う評価方法が必要では無いかと思うわけよ。
そのためには、評価制度というのがもっと洗練されていく必要があるんだと思うけど、今のように時間だけで判断されると、何も出来ない人が時間だけ掛かって高給(残業手当でかさ上げされる)をもらい、効率良く仕事をこなす人が低い給料に甘んじると言う事になってしまう。
先日、Facebookでブラック企業、嫌ならヤメロとかいろいろ書いたんだけど、何も出来ない人が頑張って頑張ってそれでも時間がかかるというのはある意味仕方ないと思うんだけど、時間で判断するというのは、タイムカードをわざと遅らせて押すだけで時間外手当が貰えるって事。
実際、終業前まで遊んでいて、終業直前から仕事を始めて残業する事務職を山のように見てきている。
そういう連中は、明らかに残業手当ほしさなのよ。
休日出勤1回すればへたしたら8時間残業が増えるのよね。
平日、できるのに仕事をためて、遊びに行く予定のない土日に休日出勤してやり残した仕事をやって手当をふんだくる。
常套手段ですよ。
だから、残業時間云々だけ問うのではなく、働き方も問うて欲しいと思う。
電通や新聞社のプライベートのない勤務ってのは過去からの流れというのが大きいのだろうけど、それはそれで改善してもらう必要はあると思うけど、残業時間だけを悪者にして欲しくはない。
と、思っております。
残業とは何かと言うと、会社が決めた所定労働時間を超えて働くこと。
例えば会社の所定労働時間が、朝の10時から夕方4時で、昼休憩1時間の場合で、夕方4時以降働けば残業と言う事になる。
ただ、この場合5時間しか1日に働いていないので、この日に夕方4時以降、晩の7時まで仕事をしても、残業した3時間についてはその人の給料から「時給相当」を計算して、その3時間分が支払われる。
この場合、法定労働時間を超えていなければ残業手当の割増は付けなくても良い。
これは極端な例だけど、多くの会社が週40時間の制約のもとで、ぎりぎりの所定労働時間になっていると思う。
だから、通常の会社であれば所定労働時間を超えて働くイコール残業手当は25%の割増が付くことになる。
でね、私が思うブラックというのは、この残業手当を払わなかったり、残業手当の割増を付けなかったりする企業だと思う訳。
単に残業させてるだけの企業をブラックと呼んでいいのかなぁと言うのはある。
月100時間労働しました。
ブラックです・・・
でも、残業した人は100時間分の残業手当を貰ってるのよ。
100時間分のうち60時間を超える部分については割増が5割になるので、100時間の残業と言うのは、その人の時給で135時間分貰ってるのと同じ。
所定労働時間を7.5時間としたら、18日分の給料がプラスされるわけよ。
普通、週40時間で考えたなら、月当たりの労働時間は170時間程度・・・
つまり、18日分の給料というのは、その人の基本給などの80%相当なのよ。
わかりますか?
100時間残業したら、その人の給料は普段の1.8倍になるんですよ。
もっとも、時給計算する時の手当の含め方とかで金額の大小があるので、正確にそうなるわけじゃないけどね。
それだけ給料貰って、何が不満だ。。。
と、思う部分があるのよね。
逆に、社長の立場からすると、労働時間だけで判断してはいけないのではないかと思う訳。
労働時間で判断しなければならないのは、単純労働。。。
自分がいることで、常に生産されていくようなものね。
例えば流れ作業でお弁当を詰めたりするのなんかもそう。
時間に比例して成果物が多くなる。
そういう労働には、時間で判断しても良いと思うけど、今は働くといっても多様化してる。
IT産業なんて昔なかったけど、労基法はIT産業なんか出来る前の代物。
IT産業のような成果物というのが時間で得られるものではないのであれば、違う評価方法が必要では無いかと思うわけよ。
そのためには、評価制度というのがもっと洗練されていく必要があるんだと思うけど、今のように時間だけで判断されると、何も出来ない人が時間だけ掛かって高給(残業手当でかさ上げされる)をもらい、効率良く仕事をこなす人が低い給料に甘んじると言う事になってしまう。
先日、Facebookでブラック企業、嫌ならヤメロとかいろいろ書いたんだけど、何も出来ない人が頑張って頑張ってそれでも時間がかかるというのはある意味仕方ないと思うんだけど、時間で判断するというのは、タイムカードをわざと遅らせて押すだけで時間外手当が貰えるって事。
実際、終業前まで遊んでいて、終業直前から仕事を始めて残業する事務職を山のように見てきている。
そういう連中は、明らかに残業手当ほしさなのよ。
休日出勤1回すればへたしたら8時間残業が増えるのよね。
平日、できるのに仕事をためて、遊びに行く予定のない土日に休日出勤してやり残した仕事をやって手当をふんだくる。
常套手段ですよ。
だから、残業時間云々だけ問うのではなく、働き方も問うて欲しいと思う。
電通や新聞社のプライベートのない勤務ってのは過去からの流れというのが大きいのだろうけど、それはそれで改善してもらう必要はあると思うけど、残業時間だけを悪者にして欲しくはない。
と、思っております。