写真ざんまい!デジタルざんまい!

写真やカメラ、そしてパソコンやデジタル機器などについて勝手気儘に綴るページです。

錦秋の西沢渓谷訪問記(1)

2008年10月26日 | 
1周10km・約4時間のハイキングコース



10月25日(土)は前日までの雨も上がり、天気予報では天気が回復すると言っていました。
朝目が覚めた時間しだいで何処かへ行こうと漠然とした思いはありました。
ただ、仕事がずーっと忙しいので、お疲れモードは続いております(涙)

こういった時は目覚まし時計(実際は使っていませんが・・・)がなくとも早く目が覚めます(笑)
朝4時半に起床して、そそくさと身支度を整えて出発~!!
上空は分厚い雲がありますし、この時間からだと山梨市にある西沢渓谷がベストかな?と・・・

関越自動車道花園ICで下りて、ひたすら国道140号線を走ります。
途中、雁坂トンネル手前でいろいろと撮影して現地に着いたら、村営の無料駐車場はすでに満車でした。
道の駅「みとみ」まで行って歩いて戻るのも面倒なので、東沢山荘の駐車場(500円)を利用することにしました。




駐車場の傍にあるキツネ君を横目に見て歩くと、いよいよ西沢渓谷の入り口にさしかかります。
ここからは一般車は立ち入り禁止となります。
なに~、熊出没注意だとぉ・・・まぁ、今日は歩く人もかなりの数だから大丈夫でしょう。




先ほどの入り口から30分ほど歩くと、いよいよ本格的な渓谷道に分け入ります。
西沢渓谷の遊歩道はきちんと整備されていて、初心者や子供連れでも歩くことができます。
但し、崩れやすい場所や滑りやすい場所がありますので、油断は禁物です。

ましてやサンダル履きなど、山をなめてかかる輩は遠慮願いたいところです。
万が一事故でも起こしたら、周りの人に多大なる迷惑がかかります。




落ち葉が敷き詰められた道を一歩一歩確実に進みます。




二股吊橋を渡って登り始めると、やがて左手に「大久保の滝」が現れます。
これが初の滝と見られていますが、実はこのかなり手前の右手に「なれいの滝」があります。
奥まった場所にあり、光が乏しいため作品にまとめるのは大変です。
前は看板がありませんでしたので「無名の滝」としてご紹介したことがあります。

さて、この「大久保の滝」ですが、展望台(?)も狭くてゆっくりと見ることも大変です。
手前の木も邪魔ですし、そそくさと数枚だけ撮影して先を進むことにします。




次に見えるのが、この「三重の滝」です。
この滝を見るためには、遊歩道から外れて狭くて急な道を左に進みます。
と言っても、歩くこと数分ですから、特に大変な道ではありません。
滑りやすい道ですから、壁面には鎖が渡してあります。

「三重の滝」は落差こそ大したことはありませんが、その優美な姿は訪れる人を魅了します。
私もここを訪れると大体一時間近くはいますね(笑)
朝早く渓谷に入ると、ここまで太陽の光が届いていないため「光待ち」となるからなんですよ。

でも、この日はとうとう太陽が顔を出すことはありませんでした。
分厚い雲から拡散された光が、かろうじて渓谷に届いた程度だったのが残念でした。
「あ~あ、何とか晴れないかなぁ・・・」とぼやきつつ、渓谷の奥に向かって歩き始めました。

-錦秋の西沢渓谷訪問記(2)-へと続く

今回撮影しました写真は、私のもう一つのブログ「Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ」で順次公開します。
併せてご覧いただければ幸いです。