Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

お台場フォーク村放映決定

2005年09月27日 | music

MIXIの「坂崎幸之助」コミュの書き込みでこんなのを発見。

「朝まで歌つるべ」じゃないんですが、同じく関東ローカルと思われる深夜番組を今ちょうどやってます。 フジテレビです。タイトルは「ともえちゃんフォークゲリラ」坂崎さんと、篠原ともえ、安倍なつみ、保田圭、他。

篠原はともかく、安倍なつみや保田圭が歌っているのは変な感じ。 げ、今、センチメンタル・シティ・ロマンスが歌ってます。

ああ、坂崎さんが出てるのに見逃したのかと思って、昨日の新聞のTV欄を見てみると
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3:30ともえちゃんまつり・・・・

これじゃあ、気づくほうがおかしい。で、「ともえちゃんフォークゲリラで」検索すると、フジテレビの番組案内があって、そこで出演者の名前がリンクになっているので坂崎さんのお名前をポチっと押すと、なんと「お台場フォーク村」の文字が!9月29日の深夜に放送だあ。
29日というから今週の木曜日の夜、午前3時15分から。うおー、やった、ラッキーと思いながらも、たった1時間でどうすんのかなと疑問が沸き起こり、こんどは「お台場フォーク村」で検索してみると、そちらには

「 BSフジ 10/4 (火)、11 (火)、18 (火)、25 (火) 24:00~24:55に4週連続OA!」

ということで、8月に収録を見に行って以来、まだかまだかと待っていた放送日がとうとうやって来ます。ああ、回り道したけどMIXIのコミュのおかげで気づいてよかったよ。
収録の順番どおりに放送だとすると、私たちが客席にいたのは初日ですから4日放送分ですね。フォークがお好きな方はどうぞごらん下さい。スペシャルゲストはぐっさんです。



BS hi カーペンターズ

2005年07月27日 | music

BS-hi 「カーペンターズ スーパースターの栄光と孤独」
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70年代に一世をふうびしたデュオ、カーペンターズ。その音楽は多くの人々の心を癒やした。しかし1983年、カレンが32歳という若さで拒食症のために 亡くなる。彼らは何をめざし、何につまずいたのか。番組ではリチャード・カーペンター氏の協力を得て、当時カーペンターズに深くかかわった人々の貴重な証 言を聞くことができた。数々の懐かしいライブ映像とあわせ、今もなお人々の心をひきつけてやまない音楽の秘密にせまる。

カーペンターズは曲良し、歌良しで本当に素晴らしいですね。
妻がときどきカラオケのレパートリーにしてるんで、ベスト盤のCDを聞いて、ベスト楽譜集を使ってたまに遊ぶ程度のファンなのですが、この番組見てまた好きになりました。カレンはもともとは「歌も歌うドラマー」だったんですってね。10へぇ。
それにしてもカレンの歌、うまいにもほどがあるって感じです。NOKKO、戸川純、八神純子と並んで、私の理想の声です。そんなのと比較するなって感じ?

それにしても70年代のスーパースターは本当に必ずと言っていいほど悲劇がつきまとう。完璧主義者なのに、悪いプロモーターのせいで過剰に忙しくされすぎて潰されていったアーチストの話をどれほどたくさん聞いたでしょう。合掌。





雪どけ水はつめてくて

2005年07月23日 | music

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実はNSPのアルバムってファースト以外は持ってなかった。先日の天野さんの訃報をきっかけに3枚まとめてAmazonで買った。

中学生の頃はもちろんLPなんて買えなくて、クラスメイトの太田君が買った奴をラジカセに録音させてもらってた。録音するためにラジカセをわざわざ自転車に積んで太田君の家に行っていた記憶があるから、当時太田君の家にカセットデッキというものはなかったんだと思う。録音は当然1本のケーブルでモノラルだった。
今、これを書いていて「太田君」という名前を久し振りに思い出せた。会社で同じ部の人の名前も覚えられないのに、古い記憶は頑固に残ってる。で、少し驚いたのは彼の名前が「光」だったということ。太田光。だからなんだって感じですが。

まあそんなことで、今週はNSPをよく聞いてました。ぶっちゃけステレオで聴くのは初めてってことかい。ベースとか案外面白いラインとか引いててひょっとすると平賀さんはジャック・ブルースとか好きだったんじゃないかとか思う。

さて、NSPの歌詞は当時から史上最強に軟弱と言われていたが、30年経った今でも史上最強の軟弱さには変わりない。

雪どけ水はつめたくて
つかっているのはつらいけど
きみがひざまでつかってるので
ボクもがまんしてるんだ

という曲をたまたま妻が聴いて「何いってんだこいつら」と呆れていたが、この曲を14歳で聞いたのでなければ、まあそれがまっとうな反応だろうと思う。ちなみにこの続きは

でもボクはとてもひざまでは
はいるきもちになれなくて
きみのあとを追うのは
なかなかできない

と続く。

メッセージも文学も悩みも何もないこの姿勢が当時は先進的でよかったのかなあと無理やりまとめてみる。




アリトリスの練習(1)

2005年06月02日 | music

老後用に一応記録しとくだに。

連休にハニフラでJapanオールデイズ・バンドとして望まれないデビューを果たした「アリトリス」。お祭りバンドとして役割を果たしたかと思いきや、ボスからレギュラーバンドとしてやりたいとのメール。毎週火曜日の夜にやれませんかという。さすがに毎週は無理のようで隔週火曜日となる。

で、一昨日の夜が最初の集まり。誰もいないかもという予感もあったけど、Yesセッションで毎回おなじみのベースさんとドラムさん二人(うまい)が来たので、ギターのボスとキーボードの杏奈を合わせて一応バンドの編成はできた。ちなみにアリトリスというのはバンド名ではなくプロジェクト名で、各パートに複数のメンバーがいて、必要に応じてユニットを組み替えるんだそうだ。

曲は、ナニやったかな。あんま覚えてない。木綿のハンカチーフとか。冬が来る前にとか。焼酎のロックを飲みながら。やりだしたらけっこう楽しくて、21時から23時半くらいまでお店のTAKAMINE抱えて遊んだ。

みんな上手な人たちなんだけど、というか上手だからというべきか、とにかくギターもベースも音数が多すぎて収拾がつかない。記憶とコード譜だけでアドリブでやるんだけど、全員がちょこちょっと無駄な技を繰り出したりしすぎ。あと、キーボードは音色重ねすぎ。和音を弾くのでも他の人が弾いていない音域を選んでぶつからないようにしたいですね。

「冬が来る前に」で、歌の直前にエレキギターが「らーしーどーしーどーし」というフレーズがあるんだけど(わかるね)これが気に入ったボスがエイドリアン・ブリューみたいに歪ませたでかい音で歌の間もずっと同じ音型をやりつづけたりとか。あれはどう聞いてもプログレでした。


90124 TREVOR RABIN

2005年04月04日 | music

90124
池袋HMVで見つけて購入。80年代復活イエスの主役TREVOR RABINの個人的なデモ音源。

録音している当時はこれが「YES」で演奏されるという計画はなく、分裂したYESのクリス・スクワイアとアラン・ホワイトと組んでCINEMAという新しいグループを作るはずだったのだ。ところが計画が進むうちに、この演奏の上でジョン・アンダーソンが歌えば「YES」として発売できる、当然レコードの売り上げだってケタ違いに違うと考えたレコード会社の思惑で、ジョンが呼ばれる。

結果としてシングルカットされた「LONLY HERAT」はYES唯一の全米1位シングルに、アルバム「90125」も売れて、YES奇跡の復活・・・となったわけだが。

このデモ音源を聞くと「90125」のほぼ全てがTREVORのソロアルバムと言ってもいいくらい、彼の個人的な作品であることが改めてよく分かる。TOREVORも結果的には「一番早く確実な方法で」音楽界のスーパースターになったわけだから、文句はないと考えられないこともない。それでもやはり自分の曲を奪われたような気分もあったのかもしれない。この音源を出すことで、作品の個人性を主張しているのだろうか。

90125 本家YES90125のジャケット。


「Avalanche」 Mountain(1974)

2005年03月29日 | music
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1974年。中学2年の夏ごろに発売された再結成マウンテンのオリジナルアルバム。
前にも書いたけど、当時LPを買えなかった私にとって、発売直後のアルバムをほぼまるまる放送してしまうNHK-FMは大変ありがたい存在だった。このアルバムは、マウンテンというグループ名もレズリー・ウェストもパパラルディも、ようするに「なんにも」知らない厨が、ただ「ロックの新しいアルバム」ということで当時エア・チェックしたもの。

まだ洋楽の聴き始め、録音したカセットテープもそれほど多くない中で、この1本は1974年の夏だけに、死ぬほど聞いていた。60分テープの裏面は確かカーペンターズだったような。そのうちにロック界のことも多少は理解が進み、一番人気のDeep PurpleやUriah Heepを聞くようになり、さらにELPからプログレに流れ、高校からは(一応)クラシックの世界が中心になっってしまった中で、一部のマニアにしか縁がなさそうだったマウンテンという名前はそのまま30年近く記憶の底に埋もれることになる。

そして21世紀を迎えたある日、私の耳に突然飛び込んできたギターのフレーズと歌。あまりの懐かしさに鳥肌が立つものの、それが誰のなんという曲なのかわからない。それから調べて探して、ようやくグループ名とアルバムが分かりCDを購入。30年ぶりにして初めてラジカセでない装置でに聞くことができました。

いや、懐かしい。白紙だった私の心のキャンバスに、初めてつけられた青い染み?
レズリー・ウェストという意識何気なく手癖で弾いていたギターのリフなどもあって、三つ子の魂百までというのは本当なんだなあと痛感しつつ今、聞いております。


竜之介(5)

2005年03月08日 | music
ここんちの皆さんは早耳なので、今頃なに言ってんねんと言われそうだけど、私は日曜日に初めて見てすごく感動したのでやっぱし書いておく。
テレビのバラエティ企画に登場した5歳、幼稚園児のロックギタリスト。この手の「天才子ども」は過去にごまんと見てきたが、その中でも技術・知識・大阪のおばちゃんノリの三位一体が醸し出す圧倒的な面白さは今後ますます注目だ。「まことちゃん」が現実に現れたのかと思った。
「5歳 天才 ギタリスト さんま」などのキーワードで検索すると無数に出てくるけど、イメージを掴みやすいところをいくつか紹介しておくので、次の放映までに予習しておくように。

まずは文字で紹介
http://office830.mods.jp/blog/archives/000032.html
写真つき
http://aho-samurai.blog.ocn.ne.jp/hetare/2005/03/5.html
その他発言まとめ
http://www.cc9.ne.jp/~mal3/20050107.html
2ちやん
http://music4.2ch.net/test/read.cgi/compose/1109500311/

日曜日の放送は、これからこの子を追っかけていく新企画が始まるよという紹介だけで、あまり演奏シーンは多くなかった。一般人には演奏テクニックよりも、子ども離れした発言の方が面白がられるのだろう。モズライトもどきのエフェクタ内臓スピーカー付きギターを金属製のボトルネックでひきまくる様は、何かのモノマネではなく、本物のロック魂を感じる。

とりあえず、「さんまのからくり」は毎週録画だ!


押尾コータロー@文化村

2005年01月11日 | music
572dc325-s10日の夜は渋谷で押尾コータロさん。とうとうオーチャードで単独ライブです。
この3年で見る度に「横浜のライブハウス(100人)」→「青山円形(250人)」→「青山劇場(1200人)」→「オーチャードホール(2000人)」とだんだんハコがでかくなる。ご発展のようで何よりです。
客席数だけでなくミュージシャンとしても着実に進化しています。昨年のアルバム(Be Happy!)を買っていないので、昨夜初めて聞く曲もいくつかあったのですが、オリジナル、編曲どちらもけっこう上出来でした。なんか一時期、どれもこれも同じように聞こえて飽きかけてましたが、やっぱCD買ってもいいかな。

バラード系の音が本当にきれい。撥弦楽器であることを忘れる瞬間があります。機材や音響スタッフもライブハウス時代とは違うんでしょうね。一番の特徴はやはり極限(1オクターブ以上)まで下げた6弦。音程も音質も不安定になりがちな原音をうまく聞かせていると思います。この重低音だけでアコギ1本とは思われない世界に連れて行かれるのでした。
スタッフといえばプロジェクタと組み合わせた照明装置も非常に凝ったもの。人間一人、楽器一個だけという殺風景なステージを、美しい世界に変えていました。MCは相変わらず腰の低い田舎の兄ちゃん風。ワイヤレスのTaylerで2階席3階席まで歩き回るサービスぶりです。

本当、なかなか良かった。ちょっと再認識した感じ。


The Little Boy from America

2004年12月25日 | music
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さて、ここに1枚のCDがある。
The Little Boy from America
演奏者はThe Electric ORPHEUS
といっても普通の人は知るわけもない。これは高校時代のオケの友人が宅録で作ったオリジナルなのだ。彼とは昨年の同窓会で卒業以来はじめて再会した。今は広島に住んでいるらしい。

高校のオケではティンパニから始まって途中でトランペットに転向。なぜかというとトランペットが出てくる曲をやることになったのに、部員にトランペットが一人もいなかったから。まあ当時の高校オケなんてそんなもんだ。
記憶は定かではないんだけど、楽器を持ってから半年後くらいにはベートーベンの交響曲を吹かなければならなかったはずだ。恐ろしいことに高校のころは、まあそれで普通と思っていたが、本人はやはり大変だったと思う。なんせ唇ができていない状態で朝昼晩の長時間の練習。最後のほうは完全にマウスピースの円形に合わせて唇が腫れ上がっていた。

昨年、同窓会で再会した時に、ギターをやっていることやMTRを使って宅録をしている話などを聞いた。じゃあ、そのうち作品を送るねなどと言って別れたのだったが、それから1年後のある日突然、ようやくそれが送られてきたのだった。

全12曲。60分を超える大作だ。ジャンルとしてはロックギター・インスト。TASCAMのMTR付属のリズムマシンの上にベース、ギター2~3本、たまにキーボードが重ねてある。
楽器や録音の技術は決して優れたものではないのだけど、それでも12曲それぞれ、メタル風、ロックンロール風、プログレ風などできる限り変化を持たせて作ってある。実際に作曲して構成を決めて複数のパートを録音し続けることがどれほど大変かを考えると、とにかくこのボリュームはすごい。圧倒される。
ギターソロはほとんどペンタ一発に近いものなのだが、中にはちょっとハッとさせられるような小粋なフレーズも出てきたりする。

アルバムのトータルテーマは「戦争反対」そして「愛と平和を」。昔から飾らないストレートで、ある意味朴訥とした奴だったが、今でもひねくれることなく物事に正面から向き合う生き方を貫いているようだ。タイトルが原爆なんだけど広島に住んでいるとやはり何か違う空気があるんだろうか。

ちなみに一曲目の冒頭はシンセのストリングスで「未完成」のテーマだ。この曲は我々が高1の秋の学園祭の演目、いわばデビュー曲。25年たった今でも彼の記憶の中には、あの音楽室の狭いステージでの演奏が生々しく残っているのだろう。

がんばれアラマキ。良かったぞ。ありがとう。


板橋フォーク村 6th

2004年12月17日 | music
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昨年の11月の1stからとうとう6回目になってしまった。会場に向かう際には、周りの奴らからも「また!やるの?」「ホントに好きねえ」などと言われて恥ずかしい。別に嫌いでいやいや参加しているのではないんだけど、ここまでひつこくやるとは思わなかったので。

昨日NHKに行った帰りに神保町の中古楽器店でまたギター買った。
春ごろにも「会社用」としてYAMAHAの中古を5000円で仕入れたことをご記憶の方もあらせられるかも知れないけど、あれは意に反してけっこう気に入ってしまったので今はザイタクギターに出世してる。
昨日は同じ過ちを冒さないように、なるべく気にいらなさそうなのを選んだ。モーリスの韓国製のMD。\11,000円。音はでかい。

宴会はまあいつものあんな感じで。拓郎率がやや高くてよくわかんなかった。後半はサウスポーのご近所の人と、ヒゲのお兄さんがずっと弾き続けてくれたので、楽だった。だんだん楽になる。
はっぴいえんどマニアのマスダが楽譜を持って参加。細野さんの曲を何曲か弾いたけど、みんな面白い曲だ。70年代前半にこれほど先進的なメロディが普通に聞かれていたのか。ただし、弾いていてわかるのは、この人の旋律は何か和音を出す楽器を使いながら、わりかし無理矢理にこねくり出したもの。決して自然に湧き上がってくるものではない。そういう意味では音楽家というより技術者の旋律と呼びたい感じ。

10時で終わって、買ったギターは主催者の藤野課長に渡す。「どうなってもかまわないから、毎回宴会の席には必ずこれが黙っていてもそこにあるようにしてくれ」と言うと「うん、わかった」と言っていた。これで今後はギター運搬の悩みがなくなることになる。めでたし。


マルベリーズ

2004年12月06日 | music
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日曜日は「夏日」だったそうですね。まあ、暖かかったこと。
こうなると日当たりが良好すぎるのも考えもんで、そのままだと室内にいながら日焼けしそうなので、ロールスクリーンを下ろして、白ワインを飲みながら、録画だけしておいたテレビをいくつか見たり、前に読んだマンガを読み返したりした夕方までのどかに暮らしました。二人暮しは気楽やね。

夕方はちょこっとだけ外出。大塚のライブハウス「WelCome Back」に行きました。
ハニフラの従業員(もしくはひょっとするとマスターの「内縁の妻」?)、Annaさんがマルベリーズの新キーボーディスととして出演するということなのでで。

5組のバンドが順次主演する「アマチュアナイト」。マルベリーズは一番手で5時から45分間のステージでした。バンドの志向は「ハードポップ」。よくわからんけど、ポップでキャッチ-でビジュアルでラウドなロックバンドです。自分で書いてていやになるな。
家からタクシー飛ばして、5時ギリギリに行ったので立ち見。バンドは派手な格好の5人組み。ギターはバラのガラのスーツ、ドラムは金ラメスーツ、杏奈は赤いチャイナドレス、そしてボーカルは下にはいた黒いビキニパンツもスケスケな白のジャンプスーツ(手と足に羽がついてる)。

いったい君たちは何歳なんだよ、普段何して生活の糧を得ているんだよと疑問は山積ですが、音楽そのものはそんなにひどくなかった。客席に知った顔も何人かいて、徐々に東京アマチュアロック界に微妙に浸透して行く私たちでした。

5時45分に終わって、またタクシーに飛び乗って家でビールのみながら18時からの新撰組を見ました。


ルインズ波止場

2004年11月19日 | music
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蕨で教えてもらったCDがAmazonから届いていた。

ルインズ波止場の『Close to the RH 嬉嬉』。
と、わざわざリンク貼っても、誰にもまったく興味のないアバンギャルドなバンドなんだけど、その中でYesの「危機」をコピーしている。それも20分の全曲。しかもキーボードなし。

「危機」以外の曲はようわからん。なんだ?あばんぎゃるどて。
しかし、危機は面白かった。これだけでプログレな人には必聴盤になるのでは。だって、リック・ウェイクマンなしでギター2本とベースとドラムでやっちゃうんだよ。キーボードの高速ソロを完璧にコピーするギターには唖然としました。いや、ネタとしてもここまでやれば立派だわ。


Variax Acco.完結編

2004年11月11日 | music
今度の土曜日発売のギターマガジン12月号を入手。ちなみにこの本は最近仕事で不幸続きの「D」こと土肥が担当してる。入手チョー楽。

早速昨夜フロクCDに収められているVariaxの試奏を聞く。プリセットの16種類の中から10種類くらいの音色で、ギターの上手なお兄さんが20秒程度の短いサンプルを弾く。

「まあまあ」だった。

録音はギターからHDRへ直で、後で少しだけコンプとリバーブを使っているとのこと。そうそう。やっぱマーシャルに入れてはいかんよ。
Key楽器で弾いた時よりははるかにアコースティックに聞こえた。

でもね、どれもこれも全然イイ音ではないのよ。なんちゅうか、昔のFMのシンセで作ったクラリネットとかオーボエの音を聞いた時のような違和感。まあ似てるといえば似てるかなという感じ。でも、この音でずっと弾きたいかというと全然そうは思わない。
やっぱりこれは、「エレキなライブの途中でアコギが必要なシーンがあって、できれば数本のギターを舞台袖に置いておきたいんだけど、いろいろ面倒も多いからこれ1本でサクっと楽になりたい」人が使うための物だわ。

Variax要りません。当分は。

CDを聞いた後で、自分の000-28を弾いてみる。
難しいことはできませんが、やっぱ音そのものが美しい。沁みるね。これがギターだよ。

私にとってイイ音っていうのは、中島みゆきのアルバムで聞ける石川鷹彦のMartinの音。例えば「親愛なるものへ」の中の「根雪」のゆったりしたアルペジオや「タクシードライバー」の冒頭の3つのコード。こんな音が出る楽器があったら、本当に幸せになれそうな気がする。
やっぱ、まずはどすーんと低音の出るドレッドノートだあ。

ということで、Variaxのおかげで逆に進むべき方向性が見えてきた今日この頃です。


WE HAVE HEAVEN

2004年09月30日 | music
天気予報で「真夏日」と言っていたので、また半袖・チノパン姿に戻った。まさかとも思ったけど本当に気温が上がってきたぞ。この後はほとんどの人に関係ない話なので流して下さい。

8月に行けなかったハニフラのYesセッションナイト、次回の10月23日にはこそっと見に行こうと思ってるんだけど、かなり大量に候補曲が上がってきた。近年、特に「ラダー」とか「マグニフィケイション」とかになると聞いてはいるものの曲名までは覚えてないけど、ここに並んでいるようなものはだいたいわかる。

今回は「Tempus Fugit」「Into the Lens」「Machine Messiah」と、主だったメンバーが不在だったアルバム「Drama」の曲が早々にリーチ(あと一人名乗りをあげれば演奏が決定される)状態に。ボーカルにジョンがいないYesで唯一のアルバムだけどマニアには異常に評価が高い。
3曲とも「あとひとり」なのはキーボード。リック・ウェイクマンではなくジェフ・ダウンズものだから演り手がいないのかどうか。まあ、機材が山ほど必要になるのはどちらでも同じだけど。

「危機」「こわれもの」の曲がほとんどないけど、この辺の人たちからするといまさら飽きちゃったという感じなのかも知れない。
「WE HAVE HEAVEN」のところに「Vo.たくさん募集」と書いてあるのが面白い。この曲はジョンが多重録音でボーカルを重ねて重ねて重ねて(以下略)作った曲なんだけど、それを大量の人数動員で再現しようというのかな。たぶん実現しないだろうけど想像するとおかしい。

それにしても2ヶ月に一度こんな集いがあるなんて、本国イギリスでもないんじゃないだろうか。すげえ。


Human AudioSponge

2004年09月21日 | music
2年前に細野+高橋の2名で組んだユニットがスケッチショウ。この二人に坂本龍一を加えた3人がHuman Audio Sponge、、、だそうです。SONARという毎年6月にバルセロナで開催される前衛的アート・音楽の総合フェスティバルにHuman AudioSpongeとスケッチショウが登場したのを金曜の夜にBS-hiでやっていて、録画して見ました。

と、ここまで書くだけでも「はてなダイアリー」とかで調べまくって書いてます。素養だけで書いてるわけではないので念のため。
まあ、俺レベルだと「おお、Human Audio Sponge=YMOじゃんかよ」というだけの期待で見る訳です。で、やっぱし「前衛的アート」なもんでナニやってんのかナニがやりたいのかさっぱし分かりませんでした。3人が並んでノートパソコンから様々なサンプリングのフレーズやループを打ち出して、もうひとり映像の人がスクリーンに幾何学模様を出すんですけど、面白い人には面白いのかな。スペインの会場は6万人の人手で朝まで大盛況とのことでしたが。

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全然関係ない話、隣の奴が「同人誌のカタログ&通信販売」みたいな本をやることになって、それの「原稿」として送られてきた衣装ケース6箱に満杯の同人誌の山。千冊くらいあるそうです。これまたまったく無縁の世界なのですが、ひとつ驚いたのは同人誌の印刷や装丁の豪華なこと。凝った表面加工や質の高いカラー印刷にちいとびっくり。
いわゆる「ヤオイ」本とかいうのがないのかなとほじくって見ましたが、見つかったのは昔ながらのホモ本まででした。