一人（一匹）で逝っちゃった

ゆずが２日に逝ってしまった。
前日まで食事もし、元気だったのに。
お嫁ちゃんから午前中にメールが来ていたのに、
なぜか、その日は夕方までメールを見なかった。
ゆずが自分の死を伝えたくなかったのかな。
長男家族も、次男も、私も、誰も看取ることが
出来なかった。
ゆずらしい。
遊子…その名の通り、最後の最後まで元気に遊んで
今は、虹の橋のたもとで私達を見ているらしい。

ここに引っ越すことを決めた時、
もうゆずとは暮らせないと覚悟した。
動物不可だから。

でも、今はお骨になってしまったゆずと暮らしている。
朝ごはん、夕飯を一緒に食べている。
ゆずだったら、ここのこの場所が好きだろうと思える
ところにお骨を飾っている。

ゆずの毛の感触も、私が帰って来た時、食事の支度を
してる時、テレビを観ている時にどう動くかも分かる。

来月には長男宅に帰る。
それまでは、ゆずとの生活を楽しみたい。
ゆずにあげなくちゃと思うと、夕食を作るのも苦にならない。
今日は、デザートに買ってきた柿を供えた。

ありがとう、ゆず。
待っててね。
いつか、そこに行くから。