ゆずぽんのつぶやき

平凡が一番。そう思っていても毎日、小さな出来事、事件、悩みが・・・。
心の中の小さな波をつぶやくことで解消出来るかも。

 なぞ??

2010年09月09日 08時09分32秒 | Weblog
4月から通所しているひ○くん。
視力、聴力、知的、身体に障害がある。
当初は食事は(フードプロセッサーで細かくしたもの)2口、3口食べるのが
やっとだった。
でも、今ではほぼ完食。
お部屋の中をずりハイで移動している。
子供用トランポリンに這い上がったり、後ろ向きで下りたり、
その次はテーブルの足を舐めまわす。
舐めることでその形、感触を認識しているようだ。

そう、当初に比べると食事、動きともに成長を感じるのです。
が、が、コミュニケーションってことに関しては…
私達の事を認識していない?
ご家族のことも、どうなのだろう。
お母さんの顔を見て、表情が変わることはない。
物も人間も同じ?
そんなことが気になり始め、観察してみた。
午睡した後はとても活発に動くひ○くん。
ずりハイで移動している彼の前に立つと、寄って来て、
上体を反らすようにして見上げてくる。
視線が合う。
笑う(私達が笑っていると感じる一般的な表情)
ん?認知しているのかな?
でも、同じ事を午前中にやってみると全く反応がない。
見上げることもしない。

今、施設に通っている子供達の中で彼が一番重度だ。
関わるための道が見つからない。
小さな穴でもいい。
そこから接点を広げていけるから。
彼の周りには大きな壁があって、彼の姿は見えるのだけれど、
その中に入っていけない、そんな感じがする。
孤独な世界で生きているような

今のところ、??マークで私の頭の中はいっぱいだ。
そういう時は相手を良く見ることだ。
知ること、それしかない。