大雑把な日常

日常のあれこれ。

思春期と反抗期

2019-03-28 | 日記
子どもが成長している。
中学二年生になるんだって。びっくり。
小さい頃はとりあえずその命を守らなきゃと、無理にでも自分を「親」というキャラに仕立て上げて対応してきた。
この頃では手がかからなくなって、べったりとついていることはほぼないけれど、これはこれで新しい喜びが生まれている。
奇妙だけど、うれしいやつ。

例えば、同じ映画やお笑いライブや本を読んだ時。
まったく別の人の目線として、共感したり違う角度で見ていたりする。
当たり前なのだが、そもそも私の中から増殖した個体だ。
それがひとりでに動き出しすような気持ち。
子どもを所有しようなんて気は最初から全くないし、もともと違う人格として接してきたとはいえ、出産という強烈体験のせいで、
「もう一人の自分」という認識がどこかにあるからだと思う。
おそらく、彼女が、私のことを忌み嫌っても平気だったり、
彼女がもし万が一煩ったり、考えたくないけど死んでしまったりしたら、
自分の失うような気になるだろうという考えだったりも、
そこから来ている。

不思議で、やっぱりいとおしいし、新鮮な体験をどうもありがとう、という気持ち。

と、書いていたら、めっちゃ反抗された。
べたな反抗です。
皿洗いたくない!ママ、全然やってないじゃん!
と、食事の用意をするほうの気持ち無視の激おこ。
あー、もう感謝なんて書かなきゃ良かったわ!

という日々。人としての醜さもあり。お互いに。
コメント
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