さらば あぶない刑事

帰宅部だった高校生時代。
なにをやってたかと問われれば
学校をいの一番に駈け出して『あぶない刑事』の再放送を見てました。

そんなわけで
あぶ刑事の映画を見てきた。

タカとユージ定年までの数日間の話。
見ている当時のことを思い出す数々の小ネタ。
マフィア抗争もの的な感じだったので
殺されるの嫌いなわたしは一部目をつぶって見ていましたけど、
悪役の吉川光司のパンプアップっぷりが半端なくて
笑っちゃうほどでした。
格好良すぎでしょう。

ツッコミ目線で見ると堪らないですな。

「…んでだよ！」

ってそういえばドラマ見てるときも思いました。
笑いながら。
浅野温子さんのコスプレとか。
変わらない…薫ちゃん。
浅野温子さんは、自分で自分のモノマネしてるんかな？って思うくらい
独特の演技は変わらないです。
きれいです。

タカ＆ユージも同じく変わらない。
悪役の吉川さんもそうだけど
ことごとく格好つける。
それがイヤミじゃなく自然にキメキメで
そのキメキメも
笑ってくれてもいいんだよ。って器のでかさを感じる。

いつから大人は
キザややせ我慢をしなくなったんだろうな。

明らかに世代で分かれちゃってる気がして
それを見せつけられたような映画でした。

アラフォーなのによ、
ハイヒールのひとつも履かず
スニーカーとよれよれの服で過ごしている現実を
ちょっとだけ憂いてみました。

エンドロールの舘さんによる謎のバラードまで
変わらずにきちんと演出してくれたことに
感謝をささげたいです。