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EARTHQUAKE

2007-01-05 16:41:49 | 参加したイベント

今朝は朝から、港町、神戸に降り立った!

空は快晴で、絶好の(?)施設巡りデー☆
たまたま大阪でミーティングがあったのと、再来週に関西で勉強会を開く予定なので、施設めぐりを計画していた私。

阪急電鉄「春日野駅」、お勧めでした、かなり!
って言うのは、見学に行こうと計画していた施設、
①人と防災未来センター
②心のケアセンター
の他にも、
③ひょうご国際協力プラザ
④JICA兵庫
⑤WHO神戸センター
⑥赤十字病院&災害医療センター
が、ありました~♪

①人と防災未来センター
かなりお金のかかった施設!入場料400円!(びっくり)
でも、その価値はあるな~ってくらい、ド迫力のムービーを20分も見せられ、途中、ちょっと泣きそうになりました。苦笑 展示も非常によくて、とても勉強になりました。施設のおばちゃんも、優しかったし…!
お金が難点だし、勉強会用の部屋とかないのが問題点だけど、使えそう…!
ってか、阪神淡路大震災を経験してない人は、やっぱ見といたほうがいいな。
私小学生のときの記憶曖昧だったから。

②心のケアセンター
ここは、簡単に言えば、やんわりと門前払いを頂戴しました。ま、飛び入りで、お尋ねしたからしょうがないね。ここは専門家(精神科医、看護士、ソーシャルワーカーやコメディカル)に対しての研修は行っていても、学生向けは行ってないそう。ちょっと対応してくれたのがお堅い方だったけど、それだけしっかりとした機関なんだろうな。もし精神科医になったり、小児科医になって児童虐待とかについて勉強したくなったら、ここで研修受けてみるのはいいかも、と思った。

③ひょうご国際プラザ
→ここの図書館は資料が色々あった。こうゆうのが身近にあればいいのに~!

④⑤⑥は、ちらっと覗き見しただけ。笑
赤十字病院、かなりでかくて新しくて、良さそうだった。(外見だけ)
WHO神戸センターは見学はさせてもらえなかったけど、資料だけくれた。

色々歩き回って、面白かった。


けど、EARTHQUAKEで考えたこと。今はとってもきれいな神戸の町並みを見ながら。
当たり前に歩いている道がさける、当たり前に生活している家がマンションが倒壊する、当たり前にのっている電車が高架ごとひっくり返る…。
一瞬にして、家族が友達の命が、瓦礫の下敷きとなって、奪われてしまう。
混沌とした避難所、病院、ライフラインが無い…!
どんなにニュースなんか見ても、その恐怖は、つらさは、体験した人にしかわからないんだろうなって思った。
私は阪神淡路大震災のテレビを見ていたけど、大変なことが起こったとはわかっていたけど、12年の時間によって風化してしまっていたし、インドネシアのスマトラ島沖大津波は、当時私は4泊5日ホテルに缶詰になってアジアの医学生の会議に出ていたため、物凄い地震と津波が起きたのは聞いていたが、実際にニュースを見たのは発生後5日経っており、ニュースの熱もちょっと冷めたころだった。
私、わかってないな。
全然、わかってないな。って思った。
スマトラ島のあと、パキスタンの地震も、新潟の地震も、聞いた瞬間は少々心を痛めるけど、簡単に忘れちゃう。地震、怖いなって思うだけ。

当たり前の幸福を一瞬にして奪い去るものがある。
奪い去られた人がいる。
地震でも、紛争でも、多分、同じ。
問題は、死者の数だけなんかじゃなく、「社会が崩壊すること」なんだなって初めて気がついた。
この予期できない「崩壊」で、傷つくのは、一般の人々だ。
そう考えたら、これもpublic healthの問題だ。
多くの人のhealthを一瞬にして損なうもの、それが災害、紛争。
何がどんな風に失われ、どんな風に回復していくのか。
自分が将来医療従事者になったとき、突然起こった災害にどう立ち向かうのか。

大地震当日、とある病院で出勤してきた医師は約50%いたという。
この数字を、どう、捉えたらいいのだろう。

怪我した足を引きずり病院にたどり着くと、骨折の方はご遠慮ください、と言われて、納得はしたが、つらかった。と書かれた、声があった。
断水により透析が行えず、透析が行える診療所に患者が通常の5倍も押しかけたと言う。

想像するだけでも、過酷で悲惨だ。

そこから、復興している神戸の、強さを思った。