もう4年生だし、今年は研究室にも通おうと思い、今日は研究室見学に行ってきました。
その名は「社会健康医学」。
うんうん、イイ先生でした。
そこの研究室のT先生は、関西弁で、ズバズバと喋る感じは結構私の好みで、でも優しい表情をしていて、(話は長かったけど)、また来ようかしらと最後には思っちゃう、そんな先生と一時間半、語りました。
ここの研究室は茨城県の協和町というフィールドを持っていて、もう25年間も脳卒中にならないための予防医学運動をしている。
ここでも「コホート研究」やってるそうだ。
やっぱ、生活習慣病などを解析するには追っかけていく(コホート研究)のが一番なのね、とふんふん頷きながら思った。
住民全体に対する減塩運動、
体専の研究室と協力してのウォーキング教室、
小学校への健康教育(公衆衛生実習で学生も行けるっぽい)、
などなど。
先生は熱く、予防医学の重要性について語っていた。
医者の仕事は、「病気を治すこと」と「健康指導」であるはずなのに、臨床医は忙しくて後者が出来ない。
予防医学を阻むものは、
・お金にならない!
・時間がかかる(効果がすぐ現れない)
・行動変容の難しさ
にある、と。
先生は熱く、「生命保険会社」が予防医学に力を入れればいいのに!!とおっしゃっていた。
だって、契約してくれた人が長生きするほど、掛け金の利益は会社のものだものね。
確かに…、と納得。
欧米では大手の生命保険会社が、予防医学に多大な投資をしてるらしい。
うーん、日本もこれからそうなっていくのかな。
何にせよ、面白かったから、また行こうかな。
解析方法を学んでおくのは、いつか役にたつかもしれない♪
あとあと、ぬいぐるみ病院の話をしたらかなり気に入ってくれていたようだ。
単なる健康活動じゃなくて、エビデンスが欲しいねと言われた。
やっぱし…。
ま、勉強しようっと!
週末は学会にも行くし!
その報告もまた今度~☆
最後、研究室から立ち去るときに、
「君、渋谷から来たんー?」と言われた。
今日は確かにめっちゃからカラフルな原色の服を着ていましたが、笑。
いえいえ、 i am from大分県!