yuuの夢物語

夢の数々をここに語り綴りたい

2006/03/08 桃に蕾が・・・。

2006-03-08 17:09:42 | Yuuの日記




晴れ今日はもう春である暖かい陽射しが降り注ぎポカポカ陽気である・・・。

春の陽気で草花がすくすくと伸びでいる・・・。もう直ぐ木々の蕾が開き、草花は花を咲かすであろう・・・。かたや杉の花粉は飛び交って・・・。
本格的に春が来るのは二月堂のお水取りか、彼岸が過ぎてか・・・。瀬戸大橋を渡って・・・美味しい饂飩をいただいて・・・。今年は父の母のお墓参りをしなくては・・・。長閑であった父母の故郷は・・・小高いところにある墓地は・・・今は新興住宅に囲まれて・・・。
夕餉は鰈の煮物、野菜サラダ、味噌汁と今日は簡単に・・・。それともドイツレストランにでも行くか・・・。

九太郎がいく・・・2

 真新しいトイレ、トイレの砂、餌の器、草の鉢、飲み水、が玄関に置かれていた。これは俺のものだと言う証拠に小便をした。
主は先に飼っていた茶子兵衛と三太郎との死別に傷心し猫は二度と飼わないと言っていたのだが、心を入れなおして飼う気になったらしい。どうも一本筋の入っていない性質らしい。悲しんで「茶子兵衛は何処へ」と「三太郎の記紀」と言う小説を書いて哀悼したらしい、そこが主の甘っちょろいヒューマニズムらしい。
 前の飼い主は俺を不憫に思い、劇団の主宰の主に、
「可愛い猫がいます、監督はこの猫の運命を握っています、生かすも殺すも監督次第です」と半分脅迫したらしい。
 情に脆い、女性の言葉に弱い、動物の不幸を見捨てておけぬ主は飼う気になったのだ。元々口では何のかんのと言っているが猫好きの甘ちゃんであるらしい。
 主は早速俺を風呂に入れた。
「ニャー二ヤーン」と、主は鳴いた。今までの世間の垢を綺麗さっぱり落として、我が家の垢にまみれよと言った。この家の仕来りに馴れよと言うことかと思った。
 体中ボディーシャンプをぬられごしごしと洗われた。猫の俺は水も湯も大の苦手であるので暴れてやった。俺は今まで風呂に入ったことがなかったらだ。
「ニヤヤヤンゴロゴロ」と主が俺の頭に一撃喰らわせて鳴いた。
 主はこのような湯を怖がっていてはこれからの生存競争に勝てないぞ、メスの争奪戦には勝つことが出来ないぞと言ったのだった。俺は半分納得した。
 主の家人、詰まりママさんが俺の体を丁寧に拭いてくれた。体から化粧品の臭いが立ち込めていた。
 この家で同居するとなると色々と知らなくてはならないと探索をする事にした。別棟に長男夫婦がいる、別所帯か。主の住いの階段を上がって二十畳には次男が一人住んでいる。が元は主の書斎だったらしく本がぎっしり並べられ詰まれていて使えるところは六畳か。主とママさんは六畳を二間使って生活しているがここも本とテレビが五台で六畳もない程である。
 俺のベッドは主の椅子の下であるらしい。箱の中に座布団が敷いてあった。
 初めての風呂の疲れですっかりと寝入った。
 どれほど寝たのか大きな音がして俺は飛び起きた。
 寝室から雷のような鼾が聞こえてきていた。その寸簡をぬって寝言で「九太郎、そこはトイレではない」と叫んでいた。俺はまんじりともせず一夜を明かさなくてはならなかった。
 次の日は欠伸ばかりしていた。
 
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古今の名文を鑑賞しつつ最後の「文士」が伝授する小説(文章)作法の極意。

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 桃の木に蕾膨らみ春が来た
           何時ごろ咲くか見上げて思う

 2006/03/08暖かいこんな日は幾ら寝ても寝たりないか・・・。

美肌効果にダイエットに・・・