晴れ今日は春の陽気が降り注いでいた明日もこんな日が続くのか・・・。
庭の桃の木を見た・・・枝には小さな蕾がびっしりとついている・・・。蕾も少しずつ膨らみ始めているが・・・。天麩羅油の廃油を桃の木の傍に入れたので今年は良い桃がなるだろうか・・・。冬の水仙が終わって今咲くのは春の水仙か・・・。少しずつ花を咲かせ蕾が出ているが・・・。春が来れば一斉に咲くだろう・・・。今年の冬は寒かっただけに春が待たれる・・・。
九太郎は元気に走り回り首の鈴の音を鳴らしている・・・。誰に伝えようとするのか時に鳴く・・・。餌の沢山食べるようになったが・・・。
夕餉は秋刀魚の塩焼き、鰤の刺身、野菜サラダ・・・。今日も簡単に・・・。劇団の若い衆が来ると思って沢山炊いた飯があったので・・・焼き飯にでもするかと思ったが・・・。
3月19日「花時雨西行」公演・・・。西行の終焉の弘川寺の西行堂で過去を語る・・・。父を母を妻を・・・。子を・・・。北面の武士時代の平清盛、遠藤盛遠を・・・。待賢門院との一夜限りの逢瀬・・・。出家のなぞが・・・。歌は何かと西行法師に問うたところ・・・仏を作る事と・・・。西行は平安末期の世の中をどのように見たのか・・・何を感じたのか・・・。
これから連日の稽古が続くが・・・。
「願わくは花の下にて春死なん
その如月の望月の頃」
"西行の風景西行法師北行抄 西行と兼好 西行・山家集 西行の旅路 瀬戸内寂聴の白道
yuu yuuのお勧めは辻邦生の西行花伝
花も鳥も風も月も―森羅万象が、お慕いしてやまぬ女院のお姿。なればこそ北面の勤めも捨て、浮島の俗世を出離した。笑む花を、歌う鳥を、物ぐるおしさもろともに、ひしと心に抱かんがために…。高貴なる世界に吹きかよう乱気流のさなか、権能・武力の現実とせめぎ合う“美”に身を置き通した行動の歌人。流麗雄偉なその生涯を、多彩な音色で唱いあげる交響絵巻。谷崎潤一郎賞受賞。
春の宵寒さがかかる今頃は
花の蕾を愛おしく見る
2006/03/04夕方になって寒さがましたか今の季節は・・・。