作品を語る者

映画、ゲーム、アニメ、小説について語る。

灼眼のシャナⅤ

2013-01-26 15:35:23 | Weblog
    あらすじ

    「決めた。私は絶対フレイムヘイズになる」。アラストール、ヴィルヘルミナ、謎の白骨。

    彼らは外界と隔離された宮殿に、一人の少女とともに暮らしていた。その未熟な少女は

    まだ名前を持っていなかったが、いずれフレイムヘイズ“炎髪灼眼の討ち手”となるべき者だった。

    そして、その時はすぐそこまで来ていた。“紅世の徒”の襲来が引き金となり、史上最悪のミステス

   “天目一個”まで呼び込んだ戦場を舞台にして、少女は運命の“契約”を迎える。

    感想

    アニメでもシャナエピソードの中で一二を争う名話だと思っておりますが、

    原作では先代の大戦が読める為

    より一層深みがあります。ベルペオルの冷酷さが垣間見えたり、オルゴンに対するヴィルヘルミナの

    台詞など熱い部分がありました。

灼眼のシャナⅣ

2013-01-21 14:53:30 | Weblog
    あらすじ

   「悠二、おまえはわたしの…何?」特殊な封絶『揺りかごの園』から現れたソラトとティリエル。

    彼らは、シャナが持つ“贄殿紗那”を狙って来た“紅世の徒”だった。シャナは、その敵を返り討たんと、

    妖しく輝く山吹色の空へと飛翔した。そしてそれは、吉田一美との決着を付けるためでもあった。

    彼女は叫ぶ。「すぐに聞かせてやる!わたしの気持ちを!」

    感想

    変態兄弟こと愛染兄弟の討滅、マージョリーの再生、零時迷子の戒禁、シャナと吉田さんの対決など

    序盤の最大の盛り上がりとなるⅣ巻でした。アニメじゃ見れない悠二のハッタリがやはり見所で挿絵も

    かなり初々しい感じです。

テッド

2013-01-18 18:21:06 | Weblog
   あらすじ

   命が宿ったテディベア・テッドと、大人になりきれない男・ジョン(マーク・ウォルバーグ)との

   友情を描くファンタジー(?)コメディ。

   感想

   R15+ですが過激な描写はなく言動でたまにリアルな表現の下ネタがあるぐらいなので

   万人受けの作品でした。

   今回、吹き替え版で観ましたが有吉ファンはもちろん洋画のコメディーは

   吹き替えだろうという方にも文句なく

   おススメです。とにかくテッドが可愛い(笑)眉毛の強調や服装チェンジなどぬいぐるみのツボをしっかり

   押さえています。字幕版とセリフが異なるので2回観るのもアリです(笑)

   20日までに鑑賞すれば特製ぬいぐるみに応募できるのでお早めに劇場へGOです。

   パンフレットも600円で中身も充実してましたよ。

灼眼のシャナⅢ

2013-01-17 11:48:09 | Weblog

   あらすじ

  「―ゆかりちゃん、ずるいよ」吉田一美は、ついに対峙する。最強の恋敵と。

  「…なにが」シャナは、初めて気づく。この感情の正体に。一方、彼女らを意図せず惑わす

  張本人・坂井悠二は、

  突然空を覆う不気味な影の存在に気づいた。それはまさに、“紅世の徒”が放つ、

  『揺りかごの園』の妖しい封絶の片鱗だった。シャナ、吉田一美、坂井悠二、そして“紅世の徒”。

  それぞれの想いを秘め、闘いの幕が開く。

  感想

  懐かしの愛染他兄弟戦。一巻で終わらないことを思い出しながら読みました。悠二の想いも

  シャナの想いもほぼ固まりながら自身の経験と状況でなかなか前へ踏み出せない

  二人に吉田さんが参戦。失意のマージョリーと

  シュドナイが初登場する今となってはなかなか豪華な巻だなと感じました。マージョリーの放つ

  納得の自在法など

  細部まで読めるのは原作ならではと改めて感じました。

  

LOOPER/ルーパー

2013-01-16 18:31:24 | Weblog
    あらすじ

    タイトラベルが可能となった未来。犯罪組織は法によって禁じられたタイムマシンで

    消したい人間を30年前の2044年に送り込み、“ルーパー”と呼ばれる処刑人の元に送っていた。

    ある日、そのルーパーのひとりであるジョーの元に、30年後のジョー自身が送られてくる。

    一瞬の隙を突き、オールド・ジョーはヤング・ジョーを気絶させ、町に消えた。ヤング・ジョー、

    そして組織はオールド・ジョーを追うが、オールド・ジョーにはある目的があった。

    感想

    前半は世界観の説明や念力がどう絡んでくろのかワクワクしながら見れてオールド・ジョー登場から

    ハイスピードアクションか若しくはストーリーで魅せてくれるのかと思って期待したんですが

    駄目駄目ですね。武器は古臭いのはまだ受け入れられますが、

    子供がラスボスではやはり、うーん?ですね。

    個人的にどんなに大人じみた台詞や仕草を見せられても気持ち悪さと違和感しか感じられないので

    等身大の演技の大切さを感じた作品でした。ブルース・ウィリスもアクションのキレがゼロなので

    そろそろ父親役や組織の重鎮役などにシフトしてほしいものです。現在の自分と未来の自分の対峙

    この要素をもっと活かしてほしかったです。
        

聖女の救済

2013-01-16 18:18:14 | Weblog
    あらすじ

    資産家の男が自宅で毒殺された。毒物混入方法は不明、男から一方的に離婚を切り出されていた

    妻には鉄壁のアリバイがあった。難航する捜査のさなか、草薙刑事が美貌の

    妻に魅かれていることを察した

    内海刑事は、独断でガリレオこと湯川学に協力を依頼するが…。

    感想
  
    今回、湯川は事件のポイント毎に登場する感じで初期作のような印象でした。変りに草薙のプロ意識と

    犯人の執念さに脱帽です。そこまでやるか普通というトリックで加賀シリーズでも合うような

    感覚もありましたが

    湯川、内海、草薙の交錯がますます面白くなっているので今後も楽しみです。

    次は今年映画公開予定の「真夏の方程式」文庫がまだ出てないので東野作品久々の

    ハードカバーの購入になりそうです。

ガリレオの苦悩

2013-01-07 12:32:51 | Weblog
      あらすじ

      “悪魔の手”と名のる人物から、警視庁に送りつけられた怪文書。そこには、

      連続殺人の犯行予告と、帝都大学准教授・湯川学を名指して挑発する文面が記されていた。

      湯川を標的とする犯人の狙いは何か?常識を超えた恐るべき殺人方法とは?邪悪な犯罪者と

      天才物理学者の対決を圧倒的スケールで描く

      感想

      遅くなりましたが新年おめでとうございます。今年も作品を語る者を宜しく御願い致します。

      前作「容疑者Xの献身」から警察への協力を拒否するようになった、湯川が再び警察関係者に

      関わるきっかけを作る内海刑事が初登場しました。最近、ガリレオの

      映像化作品も見ましたが映像作品は別物と呼んでも

      良いぐらいで初め違和感ありましたが、それぞれのガリレオとして

      楽しむ感じでありたいと思いました。

      悪魔の手はまさに湯川節の復活と呼べる回でしたが、

      私的には密室る(とじる)が気に入りました。

      なんだかんだ東野作品の中で密室系が一番楽しいです(笑)