作品を語る者

映画、ゲーム、アニメ、小説について語る。

同級生

2013-03-26 18:57:24 | Weblog
     あらすじ

     同級生の宮前由紀子は俺の子を身ごもったまま、そして俺の愛が本物だったと

     信じたまま事故死した。俺にできる償いは本気の関係だったと皆に告白

     することと事故の真相を暴くことだけだった。やがてある女教師が

     関わっていたことを突き止めるが、

     彼女の絞殺体が発見されるや、一転俺は容疑者にされてしまう。

     感想

     読みやすい!良い意味でライトノベル感覚で読める小説です。主人公視点で

     説明文が続いていくので感情移入がしやすいです。ミステリー部分は弱めの印象ですが

     事件の真相は説得力があるのでそこはさすがです。東野圭吾の教師嫌い炸裂の一冊です。

    

灼眼のシャナⅩ

2013-03-25 16:19:12 | Weblog
    あらすじ

    暗き夜に、異変が渦巻いていた。時は十六世紀初頭。所は神聖ローマ帝国。

    一つの、大きな戦があった。

    決して人の史書に表れることのない、“紅世の徒”とフレイムヘイズによる、秘された戦い。

    その中心には、紅蓮の煌きを髪と双眸に宿す女がいた。淑女と言うには印象が苛烈に過ぎ、

    女傑と呼ぶには挙措が高雅に過ぎる、絢爛な豪華。

    ―これは、もうひとりの『炎髪灼眼の討ち手』の物語である。

    感想

    原作、完全なコミカライズ、シャナの過去編でのアニメ化、いけるでしょーOVAと思わせる程

    読み応えのある先代の話。炎髪灼眼だけでなく極光の射手も登場しており後に受け継がれると思うと

    感慨深くなります。メリヒム&イルヤンカのコンビネーション、シュドナイの圧倒的強さに

    酔いしれる巻です。アシズの掘り下げがもうちょい欲しかったです。

東日本大震災から2年

2013-03-11 17:53:00 | Weblog
     東日本大震災から2年が経過しました。私はどうこう言える立場ではありませんが

     この日が来るとやはり

     当時、帰宅難民者になった事を思い出さずにはいられません。それまでは普通に給料を貰い

     好きなものがあれば買ったり、食べたりと、当たり前の日常になんら疑問も抱かず生き、

     退屈だなとさえ思っていました。

     震災がきっかけでというのはおこがましいかもしれませんが今では

     人生計画を考えるようになりどのように生きてどう死にたいのかさえ考えるようになりました。

     そんな日常の中で私に出来る事は選挙に行き(特に20代なので)

     光熱費を抑え浮いたお金で物を買う。

     本当に砂粒のようにささやかな事しか出来ませんが、

     一日も早く震災された方々の心の復興をお祈りしております。

     

灼眼のシャナ0

2013-03-06 15:05:07 | Weblog
       あらすじ 

       少女に名前はなかった。ただ「贄殿遮那のフレイムヘイズ」と呼ばれていた。少女が目指すは、

       “紅世の徒”討滅のみ。いまはまだ、少女の隣にあの“ミステス”の姿はなかった―。


       感想

       短編と外伝を収録した一冊。短編の方はストーリー上、あまり おふざけ出来ないシャナや

       アラストールが多少なりとも突っ込みを入れたりとまったりした内容になっております。

       外伝はOVA化も果たした「オーバーチュア」序曲という意味は最近になって知りました。

       アニメ版だと大上準子にもう少し焦点を当てているんですが原作はあっさりと退場しシャナと

       入れ替わっております。それにしてもシャナやマージョリーが普通に徒を討滅する話で1クール

       ぐらいは作れそうな気がします(笑)次回は最近コミックも完結した大戦編です。


       

ATM

2013-03-03 14:34:07 | Weblog
あらすじ

    投資会社に勤務するデイヴィッドは同僚のエミリーに密かに想いを寄せていた。

    エミリーは金融業界に見切りをつけ、NPOへの転職が決まっていた。エミリーの最後の出勤は、

    クリスマスパーティーの日だった。デイヴィッドは思い切って声をかけ、家まで送ることになる。

    しかし、同じく同僚のコーリーにも乞われ、やむなく彼も送っていくことに。

    コーリーは途中で現金を引き出すためにATMに寄るようデイヴィッドに頼む。

    ただ現金を引き出すためのその行為は、三人を思わぬ展開に巻き込んでいく。

    ATMコーナーに見知らぬ男が現れた時、日常の些末なルーティーンが生死をかけた闘いに。

    真冬のマイナス21℃の極寒の中、日が昇るには時間がかかる。

    残された選択は男がしかけたゲームにのることだけだった―。
 
    感想

    ※映画です(笑)もう制作サイドの誰かが証券マンに恨みでもあるんですかというぐらいの映画です。

    確かにショボイ映画ですがワンシチュエーションスリラー好きにはたまりません。

    一応ATMで済ますという映画では初の試みと?と犯人を謎にした事で

    次回があれば?幅を広げて欲しい作品でした(笑)