作品を語る者

映画、ゲーム、アニメ、小説について語る。

真夏の方程式

2013-06-29 19:29:23 | Weblog
       あらすじ

       夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった

       少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。

       翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。その客は元刑事で、

       かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。

       これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。

       感想

       娘が殺人を犯す、絶対悪の人間の存在や殺人を殺人で隠蔽しようとする

       家族の絆など「容疑者Xの献身」を

       彷彿とさせるストーリーですが、やっぱり読み入ってしまいました。

       映画の方はガリレオ初参加の俳優さんたちの演技が素晴らしく、前田吟さん風吹ジュンさん

       杏さんの生み出す雰囲気は絶妙でした。反面、やはり草薙と内海の刑事コンビの悪改変が

       ここにきて表面化してしまった感じで、オリジナルキャラの岸谷を活かせてない辺り

       残念です。もし湯川と少年の絆が今後のシリーズで観られたら面白いかなと思います。

俺はまだ本気出してないだけ

2013-06-29 12:36:15 | Weblog
       あらすじ

       42歳でバツイチ子持ちの大黒シズオは、

       「本当の自分を探す」という理由で会社を辞めるが、

       毎日朝からゲームをしてばかり。高校生の娘に借金し、

       バイト先ではミスを連発するダメダメな日々を送っていたシズオは、

       ある日突然、漫画家になると宣言するのだが……。

       感想

       9割笑えて、1割考えさせられるそんな映画です。ドラマでも良くね?(笑)

       これは旨く勤めてたのに無職体験した事がない人じゃないと

       本当には笑えないかも?とにもかくにも演出が巧いし、原作読んで堤真一を起用するとは

       監督恐るべし!

エンド・オブ・ホワイトハウス

2013-06-20 14:20:52 | Weblog
     あらすじ

     アメリカ独立記念日の翌日となる7月5日、

     綿密に練られたテロ計画によりホワイトハウスが襲撃、

     占拠される前代未聞の事態が発生。大統領を人質にとったアジア人テロリストは、

     日本海域からの米軍第7艦隊の撤収と核爆弾作動コードを要求する。

     誰もが手をこまねくなか、かつて大統領専属のシークレットサービスとして

     活躍していたマイケルが、難攻不落の要塞と化したホワイトハウスへの潜入に成功。

     大統領救出に向けて動き出すが……。

     感想

     今の世界情勢に対してかなり挑戦的な映画!まさにやるなら今でしょ!な作品ですが

     テロリストの侵入するシーンは洋画のアクションものとしては残酷。

     ケルベロスコードの件や館内の様子はかなり本物に近いんでしょうか?

     北朝鮮への警鐘か?アメリカの絶対的優位を示した作品か?

     まさに鑑賞するなら鮮度抜群な今です。

セレステ∞ジェシー

2013-06-19 13:30:53 | Weblog
   
 
 あらすじ

     学生時代に恋に落ち、そのまま結婚したセレステとジェシーは、

     誰もがうらやむ理想的なカップルだった。しかし、セレステの提案で

「永遠に親友でいられるように」と30歳を機に離婚する。離婚後も隣同士の家で毎日顔をあわせ、

親友関係を満喫していた2人だったが、ある出来事がきっかけで

毎日会うことができなくなってしまう。そうなって初めて、

セレステはジェシーの存在の大きさに気がつくが……。

感想

     離婚を通じてセレステとジェシーが成長して行く姿を描いた作品。離婚という重たいテーマですが

     軽快なテンポと背景描写の良さが絡んで単なるラブストーリーではありませんでした。

     正しさを他人に押し付けてしまうセレステと状況に流されるジェシー 

     二人の間に子供がいなかった事が作品のテンポを良くした一作です。

     

ダイイング・アイ

2013-06-15 16:40:17 | Weblog
     

     あらすじ

     記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。

     なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。事故の状況を調べる慎介だが、

     以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、

     関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める。

     感想

     ラストでここまでホラーになるとは思いませんでした。まさにダイイング・アイ!

     交通事故の真相、謎の妖しい女、バーに勤める主人公など夜に読むのにピッタリな小説です。