作品を語る者

映画、ゲーム、アニメ、小説について語る。

劇場版サイコパス

2015-01-12 15:34:04 | Weblog
    つまらなくもないが、今までのようなカタルシスは感じられない。展開が少し、

    洋画を意識しているかのようなあっさり感があったからかも。社会システムへの疑問や

    その中で、自分はどう生きるのかなどを、キャラクターを通して見せている感じが

    少し残念ですね。アニメ映画なんだから、もう少しキャラクターの感情の掘り下げとか

    シュビラシステムで生きる人達の生活感がほしかった。序盤の朱の友達がシュビラの適正判定を

    使って結婚を決めたシーンなんかは見応えあったので、OVAとかで普通の事件も見てみたいです。

    続編があってもおかしくないような終わらせ方なので、また2クールでじっくり制作して貰いたいです。

        
    あらすじ

    西暦2116年、「シビュラシステム」を輸出し、世界に広げようと計画する日本政府は、

    内戦状態のSEAUn(シーアン=東南アジア連合)の首都シャンバラフロートにシステムを

    実験的に導入。しかし、SEAUnからテロリストが日本に密入国し、

    シビュラシステムの中枢に攻撃をしかけてくる。公安局刑事課一係の常守朱は

    密入国者たちと対峙するが、やがて彼らを裏で手引きしている人物の存在が浮上する。

    
  
        

第2回 勝手に映画賞!

2014-12-31 16:49:17 | Weblog
          今年も、後数時間になりました。なんだ、かんだとブログも続けられて幸せな限りです。

          それでは私が今年に映画館で観た作品の中から、勝手にベスト3を決めたいと思います。

          ノミネート作品

          
ウルフ・オブ・ウォールストリート
マイティ・ソー/ダークワールド
グランドピアノ
ロボコップ
LIFE!
ローン・サバイバー
白ゆき姫殺人事件
キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー
アメイジング・スパイダーマン2
機動戦士ガンダムUC UC episode 7 虹の彼方に
ディス/コネクト
グランド・ブタペスト・ホテル
渇き
トランセンデンス
her世界でひとつの彼女
オール・ユー・ニード・イズ・キル
トランスフォーマー・ロストエイジ
イントゥ・ザ・ストーム
LUCY/ルーシー
グレートデイズ!夢に挑んだ父と子
猿の惑星 新世紀:ライジング
NY心霊捜査官
ジャージー・ボーイズ
荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~
泣く男
インターステラー
ゴーン・ガール

           前回の23作品から今年は27作品と多少増えましたね(笑)それでは第3位は、、、、、、


           第3位 LIFE!

           昨年の予告編公開から楽しみにしていた映画、BDも購入しただけあって、大好きな作品

           来年も人生について考えられるような作品に巡り合いたいものです。

           続いて第2位は、、、、、、、、、、、、、、

       
           第2位 ゴーンガール

           ストーリーもそうですが演出も魅力的、ロザムンド・パイクの演技が

素晴らしかったのは当然ですが
            
           ベン・アフレックが観賞時間を経過するにつれてどんどん普通の人に

           見えてくるのも高評価につながりました。

           
           そして栄えある第1位は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

           第1位 インターステラ―

           圧巻の5次元映像表現だけでなく、ストーリーも魅せてくれたのが評価に繋がりました。

           早くBDが欲しい。


           総評
       
           ブロックバスターに向けた、繋ぎみたいにも言われてた、本年ですが、個人的には

           良作が多かった印象です。ただ、ホラー映画が少なかったイメージなので

           来年のレック4やアナベルなど楽しみですね。テッド2やターミネーター
 
           007にスターウォーズなどヒット間違いなしの大作に隠れた良作にたくさん巡り

           会える事を祈っております。来年も皆さんがエンタメな一年になればいいなあ。

          

ゴーン・ガール

2014-12-14 23:41:48 | Weblog
       前夜祭、ならではの数秒の特別映像にニンマリして、鑑賞スタート。オリジナル脚本なら

       間違いなく、セブン以来の、デビット・フィンチャー最高傑作と呼べる、程に演出は

       素晴らしかった。原作と比較したくなる時点で、大成功作品ではないだろうか。
        
       サスペンス、スリラー、社会風刺にちょいホラーも混じって、一作品に複数のジャンルがバランス

       良く絡み合った、絶妙な作品でした。でも、ニックも、もちろん悪い所があるのですが、

       エイミーのイレギュラーな自体が起きても、最後まで復讐をやり遂げる、淡々とした部分が
 
       超、怖い!夫婦は会話と思いやりが大事という事ですね(笑)

       あらすじ

       幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー。しかし、

       結婚5周年の記念日にエイミーが失踪し、自宅のキッチンから大量の

       血痕が発見される。警察はアリバイが不自然なニックに疑いをかけ

       捜査を進めるが、メディアが事件を取り上げたことで、ニックは全米から

       疑いの目を向けられることとなる。

インターステラ―

2014-12-14 23:33:08 | Weblog
      結構、お久しぶりな、作品を語る者で御座います。なかなか時間がなく、語れなかった

      インターステラー、最初の1時間ぐらいは正直、そんなでもありませんでしたが、徐々に

      明らかになる地球救済計画の核心と、終盤の5次元でいいのかな?の展開と映像に度肝抜かれた

      圧巻のSF映画でした。表面上では父の帰還を諦めつつも、心の中では信じ続ける、マーフとの

      まさに次元を超えた愛を劇場で体験出来た、事に心の底から映画好きで良かったと思える、一作に

      なりました。

      あらすじ

      劇的な環境変化によって、寿命が尽きかけている未来の地球。新たに発見された

      宇宙のワームホールを利用し、居住可能な新たな惑星を探すという、生きて帰れるか

      わからない重大な使命を担う壮大な旅に、まだ幼い子供を持つ元エンジニアの男と、

      数少ないクルーが選ばれる。人類の限界を超え、不可能にも思える

      史上最大のミッションのため、前人未到の未開の地へ旅立った一行は、自らの使命を全うし、

      愛する家族の元へと生還することができるのか……。

歪笑小説

2014-10-19 20:55:05 | Weblog
      何時になったら、東野圭吾全作品制覇が達成できるのだろうという、

      私の小さい野望はさておき(笑)黒笑小説を飛ばして、笑シリーズ最終巻、歪笑小説を

      読了しました。東野圭吾の実体験と、出版業界の特異な部分を見事にクスッと笑える

      作品に仕上げています。読了した自分自身に祝杯を上げて、

      撃鉄のポエムを検索したくなります(笑)

      あらすじ

      新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。

      自作のドラマ化話に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。

      出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に翻弄されるヒット作症候群の新鋭…

      俳優、読者、書店、家族を巻き込んで作家の身近は事件がいっぱい。

      ブラックな笑い満載!小説業界の内幕を描く連続ドラマ。

泣く男

2014-10-19 19:39:25 | Weblog
        アジョシの時は、予告編で惹きつけられつつも、韓国映画という事で少し嫌煙していたら

        映画館で鑑賞し損なったので、今回は躊躇わずに劇場に足を運びました。

        ストーリー、演出、音楽、アクションシーンと、どれかが飛びぬけているワケではなく

        各要素がラストの贖罪に対して、バランスよく作用している、上質な映画でした。

        アジョシとの対比などを考えながら、観ると、面白さ倍増です。

        パンフレットは500円で、表面は作品内容の補完と、裏面はチャンドンゴンのポスターで

        一枚で2度、おいしい作りになっています。
       
        あらすじ

        幼い頃に捨てられ、中国系組織に殺し屋として育てられたゴンは、ある時、アメリカでの

        任務中に誤って少女を巻き添えにしてしまう。やるせない思いにかられたゴンに、

        組織は少女の母親モギョンを葬れとの新たな命令を下す。

        これを最後の仕事と決めたゴンは、モギョンを追って祖国韓国に戻るが、

        娘を亡くして悲嘆に暮れるモギョンに対して引き金を引くことができず……。

荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~

2014-10-13 16:10:53 | Weblog
       愛が込められていたかは別として(笑)いかに荒野が辛いかは分かりました。(笑)

       ギャグセンスは相変わらず、自分好みでしたが、リーアム・二ーソンの出番が少ないのと

       コメディー映画なので上映時間は少し長いかなと感じました。tedの代わりに羊が

       所々出ますので、モコモコファンも安心です(笑)先着でtedステッカーが貰えますので

       観に行かれるならお早めに。今後も数々のアメリカンコメディー映画が上映されますように。

       あらすじ

       世界的大ヒットコメディー『テッド』で注目を浴びた

       セス・マクファーレン監督が放つ異色ウエスタン。無法者がのさばる

       西部開拓時代の田舎町を舞台に、さえないオタクの羊飼いが謎めいた美女と

       恋に落ちたばかりに、西部きっての極悪人から命を狙われるさまを描く。


ジャージー・ボーイズ

2014-09-27 18:14:34 | Weblog
      「イーストウッドが映画化するなんて 夢のようだ」公開前はそんなポスターを見て、また

       煽り文句だけは上手いなぁーなんて、勘ぐっておりましたが、

       蓋を開ければ文句が思いつかないくらい

       大満足な出来でした。私は世代ではないので。今作の主役である。フォーシーズンズの事はおろか

       世界的名曲の数々も知りませんでした。そんな、知識ゼロの者が観ても、とてもエネルギッシュで

       切なくて、友情に溢れる彼らの生き様をこの目に焼き付けられた事に感激です。

      極力、シンプルで忠実に制作したとだけあって、変に誇張した演出もないので、

      万人に受け入れられる作品ではないかと思いました。


      あらすじ

      アメリカ東部ニュージャージー州の貧しい町に生まれた4人の若者たち。

      金もコネもない者が町から逃げ出すには、軍隊に入るかギャングになるしかなかったが、

      彼らには類まれな美声と曲作りの才能があった。4人は息の合った完璧なハーモニーを武器に、

      スターダムを駆けあがっていく  

猿の惑星:新世紀 ライジング

2014-09-23 20:30:33 | Weblog
       あらすじ

       猿の惑星:創世記(ジェネシス)』の続編。ウイルスによって滅亡状態に陥った人類と、

       遺伝子の進化を経て知能や言語を得た猿たちとの対峙(たいじ)が思わぬ事態を

       引き起こしていく。

       感想

       さすがの出来栄え!131分の長尺もあっという間に過ぎてしまいました。シーザー達エプス側の

       ドラマはたっぷりありましたが、原因を生み出した、人間側のドラマが弱かったという以外は

       文句ない素晴らしい映画です。人間への強い恨みから狂気へ落ちていく、コバや、シーザーに

       強い信頼を置いているモーリスなど、魅力的なキャラが多すぎて、

       もう尺が足りない感じですね(笑)

       3作目が既に決まっているそうですが、そろそろ決着をつけた方が

       名作のまま終われそうな気がします。

NY心霊捜査官

2014-09-21 10:52:52 | Weblog
        あらすじ

        ニューヨーク市警の刑事ラルフ・サーキは、動物園で子どもをライオンの

        檻に投げ捨てた女を逮捕するが、女は何かにとり憑かれたように震えていた。

        また、別の夜に逮捕した、妻に暴力をふるった男も同じ様子で、

        ラルフは全く別のこれらの事件を通じて、

        自分にしか見聞きできない何かの存在を感じとる。

        感想

        久しぶりに劇場で痺れるホラー映画、今年はホラー映画の本数少なくないですか?

        ネタがどんどん少なくなり新作が減っている中、実話をベースにした本作は

        A級感を漂わせる一作になっています。一見関係ない事件が繋がりを見せ始める中

        簡単に銃を使わず、最後まで警察として

        容疑者を逮捕しようとする姿勢も生真面目な主人公を表現していて好感が持てました。

        アクション要素やスリラー要素も有り、スカッとしたい人にもおススメです。

        それにしても悪魔は本当にいるんでしょうか?