作品を語る者

映画、ゲーム、アニメ、小説について語る。

仮面山荘殺人事件

2012-08-23 08:39:18 | Weblog
   東野圭吾山荘シリーズ第二弾!ジェットコースターサスペンスとでも表現すればいいんでしょうか(笑)

   実は○○○が犯人という展開は昔、某2時間ドラマで観て、小学生ながら衝撃を

   受けた事を思い出しました。

   いろんな小説を読み漁っている方からするとたいした事ないと評価されているみたいですが、

   文庫で読むにはちょうどいい枚数と無駄のない会話で今回もおおいに楽しめました。

   高之が雪絵さんとのやりとりを思い出す所も結末が分かると、

   実は妄想癖みたいな部分もあったのかなと思うと少し怖くなりました。

   ラスト一ページは食入るように読んでしまいました。次が山荘シリーズの最後で

   バレエの要素が入っているという事なのでこれまた楽しめそうです。

白馬山荘殺人事件

2012-08-16 13:07:48 | Weblog
   気付けば更新が久しぶりになってました。毎日毎日暑くてなかなか本屋に行ってなかったので

   ガリレオシリーズの

   新刊が出てるのにビックリしました。といいながら今は山荘シリーズの

   読破にハマッております。(笑)

   山荘シリーズ第一弾の本書ですが、主人公が女性二人という東野先生の著書では珍しい形になってます。

   しかも最初の方では片方の人物はあたかも男性であるかのような描写が取られており、

   なにか事件と関係が

   あるのかと思わせる辺りはさすがでした。主人公の兄から届いた謎のメッセージと

   山荘宿泊客達に隠された秘密

   建物に配されたマザーグースの詩に隠された真実などとにかく先が気になりながらも

   読者に推理する余地を与える

   構成なのでサクサクと読む事が出来ました。次の仮面山荘殺人事件も楽しみです。