『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

らくだの世界一コック帽の似合わなかった日記【その2】

2007-07-19 | Weblog
早く、マラソン報告しろ、しろ、うるさいので
このコック帽日記は、その2、でおしまいにします。

でも、これだけは、紹介させてください。

この写真、みてください。
右手前、コーロギ調理長。
現在、大阪の卯乃家曽根崎店で働く調理長。
ボクが関西にいる頃から、大好きだった料理長。
酒グセ、非常に悪いから、そこ以外は尊敬できる調理長。
彼が生み出す芸術性溢れる料理は、東京にいながらもいつも関心をもっていた。

そんな彼は
今回、5作品をエントリーして、4作品、実食審査に残り
すべて4作品が決勝に残った、という歴史的快挙を成し遂げた男。
さらに、その4作品中、2作品が、ともに、600円部門、1000円部門で
準グランプリを獲得した。

でも、準グラ2個を足しても、グランプリには、なれない。
がんばれ、コーロギ!
って、肩を叩いてやったら、怒ってた。

でも、彼なら、きっと、いつか、グランプリを獲る日がやって来る。
東西合わせて、すべての料理長にお会いしたわけじゃないですけど
ボクが心底、このヒトの生み出す料理はスゴイ!って
思えるヒト、社内でNO.1です。
そんな料理長と、同じ卯乃家グループとして働けることが
ボクの誇りでもあります。

で、コンテストが始まる前、
本気で、オマエだけには負けたくないって目が
印象的でした。
そりゃ、そうですよね、きっと、あそこにいた料理人のヒトたち、
全員がそう。
でも、コーロギくんは特別なハズ。
付き合いが付き合いだし
卯乃家対決だし
彼がボクに負けるようなことがあれば
思いっきり、笑い飛ばされるのわかってたはずだから。
よかったね、勝てて。

で、写真。
そりゃ、12作品中4作品も自分の作品なもんだから
厨房内、戦争ですよ、戦争。
たくさんの助っ人を集めてました。

そんなとき、ボクは
すべて、カガッチがやってくれてたから
こんな戦争のさなかでも
余裕に、写真を撮っていました。
あは。

でも、
普段、
こういう光景ってみれないから
こんな真剣勝負の場にいれたことだけでも
いい経験できました。

株式会社ダイナックを愛するみなさま、
そのテーブルに運ばれる料理ひとつひとつには
本当に本当に
長い時間をかけて仕込まれて
調理人の溢れんばかりの愛情をもって
盛り付けられたもの
ばかりなんですよ。

ボクはホールマンですが
自信をもっていえます。
いち料理人かぶれですが
彼らの魂は
ボクにしっかりと伝わっています。

それを
お客様のもとへ伝えるのが
ボクたちの仕事だと思っています。

だからね、
お客様の立場から
本当に美味しいと思ったもの、
ちゃんと
その作ってくれた料理人さんに
伝えてあげると、絶対、嬉しいと思いますよ。

直接、言葉でも
紙の切れ端でも。

その言葉をうけて、
その料理人さんは、きっと
もっともっと
美味しい料理を作ってくれると思うんだよなー

ボクの尊敬する上司が
コーロギ調理長に贈った言葉、

栄光に近道なし。

いい言葉です。
ボクも、励みになりました。

自分もいつか、
らくだ肉、専門店
やってみてーなー

流行らねーよ。

                                                                







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