『らくだばオーナー』井之口らくだ。の笑いと感動日記

2009年2月25日念願の夢叶って『関西酒場らくだば』を開店。その日々、経験する笑いと感動を日記にしてご紹介。

どんなもんじゃ

2005-07-12 | Weblog
昨日は、杉原さんがご来店されました。
先日、会社を定年されるまで、よく接待で当店を利用されておりました。
にっこり笑うとくしゃくしゃ顔が素敵なお客様。
「店長、会社を辞めてもよろしくね」と、うれしいお言葉。

そんな杉原さんの大好きな料理はもんじゃ焼き。
直接「大好き!」っていわれたことはありませんが
従業員いわく、もんじゃ焼きだけ食べるスピードが速いので、大好きなのではないかと・・・
あくまで憶測ですみません。
只今、絶賛発売中のもんじゃ焼きは「ゴーヤチャンプルのもんじゃ焼き」。
7月1日~【卯乃家の夏祭り】というフェアを開催しておりまして、そのなかでオススメしている
逸品です。
あれ?卯乃家って京都がテーマじゃなかったっけ?京都にもんじゃ焼き????????
疑問の矢がビシバシ降ってきそうですが、
ハイ、はっきりいって、京都にもんじゃ焼き屋さんはほとんどありません。
じゃあ、なんで?
実は、「私がもんじゃ焼きが好きだから」、メニューになっちゃいました。
東京に転勤してから、はや一年半が経ちます。
店長代理の鼻谷さんのお鼻より高くそびえる大都会のビルたち。(このネタは永遠に続きます)
キンキンに冷した冷奴よりも冷たいコンクリートジャングル、トーキョー。
そんな街でやっていけるのか不安な毎日を繰り返していたある日、もんじゃ焼きに出会いました。
わざわざ、ムーンアイランド、通称:月島までいって、もんじゃ焼きを食べました。
なんて、うまいんだ!
お好み焼きで育った私にとって、かなりのカルチャーショック。
最近のショックといえば、中村獅童に竹内結子をとられたことぐらいですが、
そんなことなんて比べものにならないほど感動的な出会いでした。
皆様はどんなもんじゃ焼きが好きですか?
私は、キムチとチーズとマヨネーズです。コンビーフとコーンも捨てがたい・・・。
でもどんなもんじゃ焼きにも顔をだすベビスターって素敵。まさに星の王子様。
それ以来、もんじゃのトリコになった井之口家では、ホットプレートが大活躍するように
なりました。今まで焼肉程度にしか使わなかったホットプレートの稼働率が前年比250%!
(焼肉でなんてホントごくごくたまにしか使わなかった・・・、いや使えなかった・・・)
『「ホットプレート」って「家族の基盤(プレート)を温める(ホット)もの」だったんだね』。
と、平成の名言を残す一幕もあり、
そんな背景から、今年の夏、見事にゴーヤチャンプルともんじゃ焼きの新しいコラボレーションが
生まれました。
味の決め手は、京都祇園の黒七味。山椒豊かな香りとピリっとした辛さが自慢のもんじゃ焼き。
どんなもんじゃ!とばかりにぜひ食べにいらしておくれやす。

このほか、祇園祭りといえば、鱧祭りといわれるほど京都の方々は鱧を食しますので、シンプルに
「鱧の落とし」はいかがどす?また、「浮雲わた菓子と鱧天茄子の揚げ出し風」という料理では
なんと鱧の上にわた菓子がのっかってます。その上から甘酢あんをかけて、ジュワ~っとわた菓子を
溶かす演出は一見の価値アリです。
なんと、このネタは、私のブログ師匠である膳丸八重洲店の北沢店長からヒントを頂戴いたしました。
この場を借りてお礼申し上げます。今度、お中元で人参一年分を送ります。
負けず嫌いの北沢店長率いる膳丸八重洲店でも、きっとなにか面白いわた菓子料理があると思います
ので、ぜひ東京駅に寄ったら、利用してみてください。(ちょっとプレッシャーを与えてみました)
近くに、ぶぶ漬けランチが有名な卯乃家八重洲店もございますので、こちらもお忘れなく・・・。

そんなこんなで、要するに私が東京にきて一番うれしかったことは、もんじゃ焼きに出会えたことと
私を東京へ招いていただき、こんな素晴らしい卯乃家新宿東口店というステージをご用意していただいた
こと、この二つに尽きます。え?招いてない?勝手に来た?社内からブーイングの嵐かも。
まぁまぁ、そうそうカリカリせずに、
人生、雲のようにフワフワ流されてみるのもいいもんですよ、
そう、この卯乃家のテーブルで浮かんでるわた菓子のように・・・。

うまくオチましたか?オチてない?
まぁ、所詮、私の考えることなんて、「こんなもんじゃ」。







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