12月20日から今朝まで、なんとお月様と連日デートを重ねてこれました。本来寝坊で寒がりの私にはちょっと大変でしたが、「早起きは3文の得!」。未明の空には木星と火星や、星々が冬の澄んだ空気の中で美しい姿で迎えてくれました。
そして、多分今回の月の巡りの最後となる今朝のお月様を見ようと、眠い目をこすりつつ外にでると、東空は酷い雲におおわれていました。あれ~。
でも、北から天頂にかけての空はまずまずのコンディションだったので、まずは一昨日見逃した国際宇宙ステーションを待っていると・・・木星より明るい感じで宇宙ステーションが北西の空に現れ出ました。飛行機が空を飛んでいるとすぐ分かりますよね。まさに国際宇宙ステーションは飛行機のように見つけやすいです。ただし、国際宇宙ステーションは点滅しません。点滅しない飛行機がスーッと夜空を横切って行く感じです。
「明るい!近い!!!」思わず、声をあげたいようないい眺めですよ。
一人で眺めているのが勿体なくなって、誰かにもシェアしたくなって思わず動画を手持ちで撮り出しました(youtubeココから)
でも、遠景で撮り出したら遅い、遅い。(もっとスピード感があって、ずんずん上っている画像にしたい!)そう思ってズームしたら、無茶でした(笑)あっという間に今度は画像が揺らいで見失ってしまって・・・
どうにか立て直して、手近な柵の上にカメラを固定して撮ったら、今度はスピード感と明るい感じは表現できましたが、やはりすぐ画像から消えそうでストップ(youtubeココから)
すいませんね。クリックして下さった方が、あまりの短い動画に笑っちゃったかもしれませんね。
でも、「点滅しない飛行機」という表現をヴァーチャル体感していただけたのではないでしょうか?
5分かけて天空を横切るのでゆっくりとも言えますが、体感的にはズンズン飛んで行く印象です。木星のような明るさで肉眼で勿論OK。本当に金井さんの顔が凄い双眼鏡なら見えるか~と思えるほどに近い気持ちがしました(大げさですが)。
国際宇宙ステーションを追いかけて東に開けた公園に行くと、東空は相変わらず。お月様のいそうな辺りは雲だらけ。ただ、雲の上に火星と明るい木星が見えました。木星は雲に入っても存在が分かる位明るいのですが、火星は見えたり見えなかったり落ち着かず、撮影中止。月も今は本当に細くなっているので、雲の奥から光を放つ強さはもうないのかもしれません。厚い雲の奥なのかも・・・寒いので諦めて、自宅へ帰りました。
家に戻って暖をとりながら、国際宇宙ステーションがどの位撮れていたかなぁ~とPCで大きくsて確認。そして、ふと外で呼ばれている気がしてベランダに出ると・・・
<2018年1月15日6:03>
東の地平近くの空を見ると、やはり黒い雲が相変わらずしっかり月のいる辺りを覆い尽くしていました。
でも、「うぅん?」
注目したのは、この写真の右隅の雲の切れ間。少し黄色い気がしました。
ズームして、焦点を合わせている内に・・・
<6:04>
画像の中に、こちらに微笑みかけるお月様が浮かび出てきました。
「びっくりしたぁ!本当に、本当にでてきてくれたのねぇ!!!」
お月様は、こういう奇跡を突然起こして私を喜ばせてくれます。だからお月見は止められない!!!
しばらく、雲に隠れたり出てきたりと遊んでくれた後・・・
<6:05>
「じゃあねぇ~~~」と言って、お月様は建物の陰に入って行ってしまいました。
建物に入ってしまう前の束の間に、私に(今なら逢えるよ)って呼びかけてくれたんですよね。
「ありがとう、お月様」
諦めかけていましたが、なんとこれで26日連続お月見成功しました。明日は、さすがに東に弱い我が家では難しいかもしれませんが、もしかしたら、我が家のベランダでみるのが実は東の地平には近いところが見える公園より優れた場所なのかもしれないことに今日気づきました。見える範囲は建物や電信柱や障害物がいっぱいで大変ではありますが、明朝も起きられたら、もしかして????
月の出5:55、日の出6:50.
奇跡を信じてみましょうか?
今、奇跡を信じて叶えてもらいたいことが、私にはいっぱいあるのです。
自分の家のこともありますが、皆さんと共通なことで言えば、大きく2つ
1.ノーベル賞をもらった核兵器廃絶を目指す国際キャンペーンICANの「核兵器禁止条約」が日本を含む世界の国に積極的に採択されること!
なんだか、日本政府は12日から訪日している「ICAN」のベアトリス・フィン事務局長の安倍総理との面会を要請を日程を理由に流してしまったようです。唯一の被爆国日本として、被爆者と共に先頭に立つべきなのに、その役割を放棄している。アメリカの「核の傘」の中にいることで北朝鮮からの脅威から守られるという神話は、「原発の安全神話」と同じに怪しく科学的でないと私は思っている。
核を抑止力にする考えからは、人類の破滅しか生まれない。戦争放棄を謳った日本国憲法を世界中の国にも手本にしてもらえるよう、日本が核兵器廃絶の先頭にたって軍縮を進める役を果たしていく。軍備強化する費用があるなら、その分を世界の問題解決に役立つ投資に使う方が世界平和に貢献し、人々と喜びを共有できるのに・・・。
「そんな夢のような~現実を知らない」という人がいる。でも、現実的に核の脅威、恐ろしさ、核攻撃への対抗手段、操作ミスによる誤発射の可能性はゼロではない。核実験が北朝鮮を含め多くの実験場付近での健康被害者を出しているとも聞く。
2.脱原発をして、再生可能エネルギーの太陽・風・地熱など無料で得られるエネルギーを活用し、核汚染されたゴミ問題も解決できていない原発をゼロにする。10日に発表された小泉元総理らの「原発ゼロ法案」を、しっかり福島の原発事故、それ以前の多くの事故からの経験に学んで国民ひとりひとりの強い決意で支えて進めていく。再稼働を始め、他国に原発を売ろうとする愚かな活動を即時中止させる。
原発を安全にするための費用は膨大ですべて無駄となる!なぜなら、原発にはいくら投資しても「安全」はないからだ。その費用を、すべて安全な廃炉、再生可能エネルギーへの投資に充てる。
1とリンクして考えると、北朝鮮が仮に核弾頭を積んでいないミサイルで再稼働中の原発を狙って原子炉が破壊されたら。日本の原発再稼働は、北朝鮮が本当に脅威なら、その相手に核弾頭を用意して待っているようなものだ。本当にそのリスクを考えないで時間伸ばしで再稼働しながら原発を減らすと詭弁を使う人を「現実的」と言っていいか分かるはずだ。
共同通信社の全国世論調査で全原発の即時停止に賛成は49%、反対は42.6%だったという。あなたは、どちら現実的な選択とみるだろう。