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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

夜中に密かに上った月を独り占め!

2020-08-15 10:22:17 | 惑星・天体ニュース

   細くなってきたお月様。夜遅くに上ってくるので、もう朝にみるしかないあなぁ~と、昨夜は早寝早起き宣言をしたのですが・・・

   月の見える時間前に寝たのですが、月に呼ばれたのか、夜中に目が覚めました。

   時計をみると2時近く。(月がでているのかもしれない?)。月の出は0:36。きっと月が呼んでいるのです。

   そとに出てみました。でも、月がいません。

             

   「あれっ?私を呼んだのではないの?」 月は出ていないのに、星のような黄色い点がひとつ北寄りの低い位置にひとつ見えました。

   「星が見えて、あなたが見えない訳がないのにぃ~。そこにいるのは、お月様?」と問いかけると・・・

     

    星にみえたのは、やはりお月様でした!

    あまりにすぐに現れてくれたので、びっくり。偶然、月がでてくるのを動画を回しながら待とうとしていた時に月が現れたので、大慌て。月が現れた瞬間に止めてしまったので、ほんの数秒の動画ですが、本当に7秒の早業で現れてくれたお月様をみてみようと思う方は、youtube のココから、ご覧下さい。直ぐに出てきて、私を慌てさせた~というのがご理解頂けます。

    雲に囲まれている時、月の写真を撮る人間はその1瞬を逃したら、もうチャンスが巡ってこないことが多いことを知っています。それで、即座に反応して動画を止めてしまったんです。後でお見せしますが、月はちょうど雲を抜け出すところの前だったので、分かっていれば慌てなくてもよかったので、残念なことをしました。

    さて、ズームしてみたら、お月様はこんな姿でした。

    

         

      ほら、こんな雲に隠されていた月が、姿をみせてくれたところでした。このあとお月様は、ずんずん高度を上げて、この雲から抜け出してくれる月でした。でも、外にでて肉眼でみている間は、目も慣れていないし、雲の様子はわからなかったんです。

         

        でも、この写真が撮れて、お月様ともしっかり逢えたのに満足して、私はそれ以上は長居はせずに、今朝のために寝ることに。でも、結局は、今朝は朝ドラにも間に合わず、お月様も太陽の明るさと薄雲のせいで、見つけられませんでした。残念。でも、やはり昨夜 お月様に逢うことができてよかったです。

        さて、今日は、8月15日。昨夜テレビで、終戦の前日まで、埼玉県の熊谷市に米軍の空襲があったことを遺族の証言と共に放送していました(熊谷空襲)。米軍内には、すでに日本がポツダム宣言受諾が間近の情報があり、計画中止の指令(暗号コード、「UTAH」)が来るかと思われながらも決行された作戦だったそうです。作戦に参加していたB29のパイロットが、日本人とその後交流をもった話もありました。宣言受諾が確定していない中、(日本の指導者に対して、終戦を促すダメ押しのような狙いがあった)作戦だったそうです。そのパイロットは、軍の命令に従ったので謝罪のような言葉を告げたりはしなかったようですが、ずっとこの攻撃に胸を痛めていたと伝えていました。

        終戦の今日、原爆投下や、東京大空襲、沖縄の激戦、この熊谷空襲など(被害を受けた日本の戦争の過去)だけでなく、(日本が加害者であった戦争)についても、広く報道がなされることを、私は望んでいます。それなくしては、なぜ戦争が起きたのか、戦争を繰り返さないために、私たちは何をどうしなければならないのかを知ることができませんから。

        過去に学ばない人間は、馬鹿な過ちを繰り返すしかないのです。(過去の大津波の記録に学ばなかった原発会社の原発事故で、日本は原発事故を起こしました。過去に学んで対策をとっていさえすれば・・・)「八紘一宇」「教育勅語」という古い軍部が柱にした思想を蒸し返す国会議員がいまも議員の中にいるとんでもない日本。過去の戦争と同じ言葉をまた繰り返そうとするなんで、過去から学んだとはとても思えません。

        被爆者が命をかけて積み上げ、核廃絶のために実現してきた核兵器禁止条約にそっぽを向くばかりでなく、核兵器禁止条約を促進しようとする動きに反対する日本っていったい何なのでしょう? 米軍の「核の傘の下」にいるからといって、<唯一の被爆国として、核兵器には反対。直ちに核軍縮を!>という強い信念をも通せない残念な国・日本。

        ちょうど私は、「アメリカに喧嘩を売る国」(古谷経衡:著)を最近読んだ。フィリピンのドゥアルテ大統領の話から、(日本より貧しいフィリピンがなぜ米軍基地を追い出して平和を保っていられるか)について、歴史をひもとき考えている本だ。非常に勉強になった。

東南アジア諸国連合(ASEAN)は、条約採択に「棄権」したシンガポール以外の9カ国すべてが条約に賛成。フィリピンは、憲法に非核を掲げており、「核兵器の禁止および廃絶を目指す運動を全面的に支援する」とした決議をすでに採択している。

       日本国憲法を米国に押しつけられた憲法として否定し、(憲法改正を!)と首相以下声をあげていながら、一方でその内実は「天皇を元首とする」など明治憲法への後戻りの匂いがいっぱいな改正案を公表している現政権。 「戦争放棄」、「人権」、「平和主義」、「国民主権」、「世界との共存」を謳った現憲法より、その姿勢はよほど後ろ向きで時代錯誤も甚だしい。しかも、米軍に押しつけられた憲法がいやなら、フィリピンのように、独立国として米国との地位協定をどんどん改定要求していくならともかくも、逆に何でも米国のいいなりなのが日本だ。基地の費用負担割合も増やし、イージスアショアでも明らかなように米国にいわれれば、はいはいと深い検討もなく兵器購入を続け、この政権になって軍事費を増大させてきた。カジノでも、なんでも みんな受入れてしまう米国追従の情けない日本。

       日本の未来をどう描くか、今 私たちは、本当に考えなければいけない時代を 生きていると思う。「アメリカに喧嘩を売る国」読んで見ることをお薦めします。恥ずかしくない日本の将来を築くために。今、流されないで、立ち止まってしっかり考えましょう。       

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