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スーパージャパンカップ

2009年03月03日 | ダンス研究ノート

先日、幕張にてスーパージャパンカップがありました。とてもドラマティックな大会でした

そのドラマが私たちであればよいのですが、自分たちの結果はイマイチ振るわず・・・

スタンダードライジング・3次予選

ラテン本戦・2次予選

あと1チェック、あと2チェックの壁が厳しいところです。体力の回復も充分ではなかったのですが、やはり詰めの甘さ・気持ちの弱さがでてしまうのでしょう。日頃から、自分たちの踊りをビデオ撮りしてもっとチェックしていかなくてはならないなぁと思いました。

今大会のドラマはやはり、ラテン・スタンダードの本戦・セグエ共に、すべて新チャンピオンが生まれたことでしょう特にセグエは、五種目戦をくつがえすような結果となり、非常に興味深いものとなりました

本戦では技術や身体能力や存在感やカップル性だけではく、やはりルックスも大きな比重を占めてくると思うので、小柄な選手には少し不利な点があると思います。今は背が高くてスタイルのよい人が増えてきていますから、ダイナミックさやパっと見て美しいのは認めざるを得ません。でも、セグエは、ルックスを同時に見比べられることなく、表現力やアイディアでいろんな可能性が広がるものだと思います。そういった点で、今回はすばらしい評価だったのでは?ラテンでは織田・渡辺組が、スタンダードでは青木組が・・・私自身一番評価していて、そして一番会場が沸いた演目が優勝を勝ち得たのでした。五種目戦は厳しくても、セグエならば上が狙えるかも?という希望のもてる選手もいるわけで、来年も面白い接戦が見られるかもしれませんヨ

それにしても、美しくて繊細なセグエを踊って会場を沸かすのは、本当に難しいのだなぁと思いました。エンターテイメント性が強いアップテンポなものの方が、観客にはインパクトがあり興奮しますから。そう思うと、数年前、二宮・平組が踊った美しいセグエで優勝を飾ったのは・・・あの水をうったような緊張感と世界感は、さすがだなぁと今更ながら感服です。

もう一つのドラマは・・・家泉組と嶺岸組が引退を発表したこと二組のセグエは先生方のよさが思う存分に出たものでした。特に家泉先生のダンスは、涙が止まりませんでした。スローな美しい繊細なセグエで、ジワ~と心にしみるものでした。先生方、本当にお疲れさまでした