kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

2015-10-11 22:40:39 | 日記
ときどき

犬のトイレのため

夜遅くに

近くに散歩に出る

ふと空を見上げると

・・・星、ほとんど見えない

なにも空が曇ってるわけじゃない

たぶん

こんな田舎でも

空を照らすライトが強すぎて

星の光が見えないのだ


むかし東京にいた時

夜空が真っ白で

とても気持ち悪かった

やっぱり都会は人が住む環境じゃないって

田舎に戻ってきたけど

このあたりも

結局そんなに変わらないのかも


私たちは

便利さと引き換えに

どんなものを失ったんだろう

星の光だけじゃない

絶滅種・絶滅危惧種と言われる

自然にあまり手が加えられなければ

こんなに減ることがなかった生物たち

ヘドロやら二酸化炭素やら

いろんな有害物質を撒き散らして

巻き起こしてる地球温暖化

いつの時代も

私たちは

自然と共存ではなく

自然を抑え込もうと必死だ

それで

いったい何が得られたのか

大体の場合

自分で自分の首を絞めているような気がする

結局

いいことも悪いことも

自分に返ってくるのだ


こんなに文明が発達しても

自然の猛威には勝てない

もうそれを受け入れて

上手な共存を考える時期に

来ているのではないか


生きるってことは

自分だけ良ければいいってことじゃない

他の人も動物も植物も

そして

地球も宇宙も

みんな一緒にやっていくことだ


考えてみれば

私たちの歴史は

ゴミの歴史だ

ありとあらゆるところに

まき散らし続けてる

自分の人生を振り返った時

ゴミしか残ってなかったら

きっと悲しいだろう


人間は

完璧なものは作れないかもしれないけど

もっと周りに配慮することはできる

大地に返らないものは

できるだけ作らない

そして

自然の脅威を理解し

できるだけ上手に付き合っていくこと

もう相当遅いかもしれないけど

やらないよりずっとまし


ちっさなお散歩で

見えない星が

教えてくれたこと
コメント
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