kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

もどかしさが教えてくれた

2015-10-15 16:00:14 | 日記
ふだん日本語で暮らしていると

あたりまえだけど

言葉には不自由しない

コミュニケーションはほぼ十分とれ

思ったことを伝えられ

理解できる

でも

海外に出たり

母国語が違う人と話そうとすると

ちょっと大変だ

私は英語も拙いし

慣用句などは

けっこう間違いが多い気がする

すると

相手に誤解を与えてはいまいかと

話すたびに不安になったりする

それで

誤解なくコミュニケーションをとるために

はじめたこと

うれしいときは「ありがとう」

ほんのちょっとしたことでも

それからふとよくしてもらった事思いだしたときにも

「ありがとう」

あえて日本語にしたのは

感謝の気持ちを伝えるのに

一番しっくりくる言葉だったから

日本語だから

最初は相手もわからないけど

説明すると

2回目からは問題なし

みんな笑顔になり

多少言葉を間違えたって

ニュアンスはきちんと伝わり

会話が弾む

笑顔は私に勇気を与え

もっと英語で話してみようという気になる


あるときふと思った

海外の友達がこんなに笑顔になるなら

日本人だって同じだろうと

考えてみたら

普段の生活では

そんなに頻繁に

ありがとうを使ってなかった

そう思っていても

言葉のつながりの中で

置き去りにされてしまうことがある

それで

少しずつ「ありがとう」を

増やしてみた

すると

相手は最初は面食らっているが

笑顔になった

日々の変わりない生活に

ちょっとしたエッセンス

言われて嫌な気持ちになる人はいないから

ほんの少しずつ

笑顔が増える


それからは

そう思った時には

相手をほめる

簡単な言葉で

一瞬柔らかな空気が流れ

会話がスムーズになったりする

日々の生活が

すこしだけ楽しくなる


海外の友人に教えられた

「ありがとう」の大切さ

ことばの素晴らしさ

心から

感謝

コメント
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