夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

NOAH GHC ヘビー級タイトルマッチ 潮崎豪VS中嶋勝彦

2020-11-22 21:07:41 | Weblog
今日は本物のプロレスを堪能しました。プロレスリングノアの GHC ヘビー級タイトルマッチです。
引退した名レスラー小橋健太の弟子潮崎豪と佐々木健介の弟子中嶋勝彦の壮絶なチョップと蹴りの打ち合い、ゴツゴツした無骨な試合でした。
結果はチャンピオン潮崎が勝ちましたがお互い相手の技を受け切って紙一重で潮崎が防衛しました。
いやあ、感動したのなんの、今まで見てきたプロレスで最高の内容、涙が出そうになりました。
プロレス団体は日本はもとより世界に無数にあって中にはハッキリプロレスごっこと公言している団体もありますが NOAH は最高峰だと信じています。NOAH のプロレスは昔の善玉と悪玉が闘うという概念はほとんどありません。今日の試合にしてもどっちが勝つかは終わるまで全くわかりませんでした。
武藤敬司だったか「プロレスは殺し合いじゃない」と語ったことがあります。プロレスというと八百長だのブックだの一部の人は知ったふうな顔で言いたい放題ですが、じゃあプロ野球はどうなんだと言いたくなります。ヒットを打ったつもりがピッチャーゴロだった場合、見なくても結果はわかります。ピッチャーは取ったボールを一塁にゆっくり投げるしランナーは初めからあきらめてのんびり走るでしょ。昔、オープン戦でピッチャーゴロを打った選手が全力で一塁へヘッドスライディングしたのを一度だけ見ましたがあれは例外なんでしょうね。
政治の世界も国会の代表質問にしろ何にしろあらかじめ質問通告をして打ち合わせしているのを知らない人が居ます。これについてはずいぶん昔ですが、亡くなった加藤紘一さんが防衛庁長官になったとき、その内幕をNHKが全部見せたことがありました。
大手ゼネコンも相変わらず談合という名の八百長を繰り返しています。世の中にはびこっている「根回し」は八百長以外の何者でもありません。世の中に八百長なしの100%の真剣勝負って、あるんでしょうか。
このところ俄かに注目を集めている YouTube に「貴闘力部屋」というのがあります。元関脇の貴闘力のチャンネルで大相撲界の内幕を暴露して言いたい放題なんですが、彼はあの大横綱大鵬の娘婿だった人物で息子3人も力士という微妙な立場にも関わらず遠慮なしに発言しています。しかも彼は相撲が大好きで大相撲を愛する立場で語っています。
私が思うに政治経済社会あらゆる世界で貴闘力みたいな人が出てくるべきです。

今日は潮崎豪と中嶋勝彦の試合で興奮して寝つきが悪そうです。
コメント
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