夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-59で撮影しようとしたら

2020-03-04 15:53:20 | Weblog
来る日も来る日もカメラ調整で正直飽きました。たまには外へ出てカメラを回さないと。
先日寄った長野市の飯綱高原スキー場の、長野五輪でフリースタイルスキー競技場になったゲレンデの現在の状況を映像で記録しようと考えました。
あのスキー場は今季限りで廃止なんです。カメラは何を使おうか迷いましたがほとんど使っていなかったIkegami HL-59にしました。ベーカムVCR BVV-5と一体化してあって機動力は抜群です。

とうちゃこ。ゲレンデは左手です。

カメラを三脚に載せてJrにグレースケール代用の紙(セリアのスケッチブックの裏表紙)でホワイトバランスを取るとVFに5300Kと表示されました。

ここから導入部を撮りましょう。頭にカラーバーを入れてとスタートボタンを押して録画開始。
あれっ、録画が始まらない!


何やら小さな音で「ピー」。何かアラームが出ます。

老眼鏡で確認すればすぐにわかったんですがスイッチを入れなおしてテープを出したらワカメになっていました。
大変だあ。

何度やり直しても同じです。撮影は不可能、撤収。

こりゃあBVV-5が壊れたと判断、他のBVV-5と組み替えることにしました。


こんなこともあろうかとBVVにラベルを貼っておきました。これは今日の物です。


カメラと分割して


これは組み替える側です。


組み替えました。


これで解決だろうとテープを入れて


しばらくするとまたアラームです。今度はしっかり老眼鏡を掛けて確認。

BATTアラームです!

しっかり充電したはずなのに。


電圧を計るとまあまあの値です。

新品じゃないので内部抵抗が大きくて負荷が掛かると電圧が落ちるのかな?

放電器で放電させてリフレッシュです。


しっかり充電しましょう。


これをまとめている時点でまだ充電途中です。このままトリクル充電になるまで置いときましょう。

撮影断念で帰る途中、思い付いてセリアに寄りました。ロケ用のホワイトバランスボードに使える物は無いかい。今日は若干風があって厚手とはいえ紙では煽られて具合が悪かったんです。
で、こんな物を買ってきました。

プラスチック製のクリップボードなのでしっかりしています。これなら雨にあっても大丈夫。

問題は蛍光処理です。恐らく素材のままだろうと思いますが。
ブラックライトを当ててみました。

蛍光処理はしてないようです。

比較のためプリンター用紙を同じ条件で写真に撮ってみました。

蛍光処理って、人体に影響はないんでしょうか。そっちの知識はありませんが心配になります。

先日と同様このクリップボードをスキャナーでスキャンしてカラー分布を調べてみました。
当てにならないスキャナーなので条件の良さそうな部分を


PhotoShopのヒストグラム機能で見るとRGBが結構狭い範囲に固まっています。

かなり適当なテストですがビデオカメラのホワイトバランスなんてそれ程厳密なものとは思えないのでこれでOK。

このクリップボードはロケに必ず持っていくことにします。

セリアでレトロ調のフックも買ってきたのでついでに作業台のドライバーホルダーに取り付けてスパナをぶら下げました。


バッテリーはまだ急速充電中です。

夕食後充電完了、HL-59に入れて試したら問題なく動作しました。これからは撮影に老眼鏡が必須です。
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