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夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E プリズムユニットと撮像管の組み付け

2019-09-12 11:59:18 | Weblog
気が向いたので79Eの組み立てにかかりました。今日は暑くなく寒くもなくて湿度も下がったようで落ち着いて作業が出来ます。
夕べは湿度が高かったので組み込む光学系の部品はこんなふうにして湿気を吸収するようにしておきました。新聞紙で包んであるのは撮像管ユニットです。


乾燥剤を入れた袋からプリズムユニットを出してもう一度念入りにクリーニング。


プリズムの正面のローパスフィルター(?)もクリーニングして取り付け。ドライバーはピッタリ合った物を使います。鉄ネジじゃないので磁化処理のドライバーは使えません。


IRISのセンサーを取り付け。


おっと、タリーが点かない件がありました。ざっとレンズコネクタ系の配線を見ましたが切れている線はありませんでした。


組み立てたブロックをカメラに取り付けます。


プリズムユニットが収まりました。


撮像管取り付け前にレンズ取り付け部に黒い紙を貼って保護。今日は窓から直射日光は射していないので必要無いけど念のためです。


Rchの撮像管ユニットです。


プリズムブロックは極細のピンが4本出ていますが気を付けないと折れます。穴が無いところに入れようとしたり違う穴に入れちゃダメ。


撮像管ユニットを慎重に入れてネジを締めます。ブロックに密着したことを確認。


撮像管の取り付け完了。


プリアンプの取り付けはいつも神経を使います。度の強い老眼鏡が必須です。


ピンが間違いなく"微妙な感触"で挿入された事を確認してプリアンプを固定。


管の尻にソケットを挿入。


プリアンプの後ろのコネクタを挿すのは狭いので大変です。一度間違って挿して失敗した苦い経験あり。


IRISのセンサーを繋ぎます。


プリアンプが全部付きました。


Rchのカバーですが、分解するときビスが締まっていませんでした。前にここを分解した人はずいぶん慌てていたようです。


今回使うフィルターディスクです。右下がCLOSECAP。黒く塗ったアルミの円盤です。ああしてこうしてきれいにしました。


フィルターディスク取り付け完了の図です。


NDを"3"(CLOSE)にしておきます。撮像管を焼き付ける事態を避けるためです。


右側も間違いが無いかしっかり目視点検。


外しておいたDEF基板に各コネクタを挿入。配線の取り回しは要注意、正解はひとつです。


ビスを締めてOK。


これでBchの張替えをしたプリズムユニット交換は終了。さて、電源を入れてテストですが、、、結果がどうなるか、怖いなあ。
先ほど廃品回収車が行ったり来たりしていたけど縁起が悪いぞ。「どんな物でも引き取ります」だって。

レンズとVFを取り付けて、震える指で(大げさ)スイッチ  オン。


続きはあしたのこころだ~。
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