ゆきさんのブログ

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文化勲章

2007年03月04日 10時01分06秒 | マイ・ブーム
文化勲章

いわゆる、文化に貢献した人に贈られる栄えある称号だ。
素朴な疑問なのだが、誰が決めているのだろうか?
あと、叙勲というのもある。人間の功績にたいして、レベルが表示されるわけだ。
大方の場合ご老人が頂戴することになる。従って、若い人で頂戴する人は少ない。
何故なら、まだその人に可能性が残されているからで、発展途上の人にランクをつ
けるわけには行かない。とするなら、勲章をもらったということは、あなたの価値
は○○位ですと決められたことになるわけだ。

以前、二本松JCで地域の偉人を調査して冊子をつくる仕事をしたことがある。
過去にどのような素晴らしい人が二本松に居たかという本である。編集時に、この
巻末に現在の名誉市民となっている人も合わせて掲載しようとしたとき、監修をい
ただいていた二本松市文化団体連絡協議会長水田荘介先生から待ったがかかった。
何故なら、生きているということはこの先、悪いことをする可能性もあるので、故
人となった人に限るべきだ、と。

最近、二本松市で文化勲章を受章した名誉市民の大山忠作先生の祝賀会があった。
日本を代表する文化人となったということを公が認めたそのお祝いである。
以前、仕事を通じて何度となくお宅にもお邪魔させていただいたことがる。
祝賀会には仕事を止めてしまったので参加する理由がみつからなかったので行かな
かった。(正確には、案内が来なかったが)先生は画家であるだけではなく哲学者
でもある。世の中の道理を知り尽くした賢人でもあるのだ。
近しくさせていただいたときに、至玉の言葉も頂戴したことがあった。
心からお祝いを申し上げたい。

ただ、先生を取り巻く一部の人達が一般の市民と隔絶してしまったこと残念である。
それは先生の意図するところではないと、先生を少し知る者として伝えたい。
大山忠作先生は書もお書きになる。

  好まれる書は、庶民から親しまれた「良寛」だという。


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