ゆきさんのブログ

元お祭りオヤジの周辺・・・

気について

2007年03月02日 15時31分12秒 | マイ・ブーム
落ち込んだとき、五木寛之の本を読んだ。
何か気持ちを奮い立たせるような言葉がないかと探したけれど無かった。
結局、目の前のあることをよく見つめろということだった。
すでに起きてしまっている現象を受け止めろ、ということだった。
頑張っている自分に、人からガンバレと言われるのは辛い。

人間、落ち込んでくると意欲がなくなるものだ。
何もしたくなくなる。
こういう状態は「やる気」が無くなっているわけだ。
「気」とは何なんだろう。
気がなくなった状態を病気という。
気持ちがわるい。嫌気がさす。気になる・・・などなど、みーんな気の
状態を表わす文字になっている。

さた、最近読んだ本に、気というものさえ自然界のエネルギーのひとつだ
という。エネルギーがなくなれば消滅する。動物、人間でいえば死ぬわけ
だ。また、森羅万象には「真空を嫌う」という物理的な要素があるそうだ。
空気がないところへ、その隔たりをつくっているモノを取り除いてやると
ものすごい勢いで一気に空気が流れ込む。だから、すべての物事は真空の
場所を作ってやる、スペースを作ってやるという行為をすればおのずとそ
こが何がしかの物質で満たされるという。

例えば、洋服が欲しいとするなら、洋服ダンスの中身をカラにすると、
不思議にそこに洋服が調えられるという・・・。
むむ、そんなことあるわけがないじゃないか、と今は思っている。
財布の中身を全部使ってしまえば、そこにお金が入ってくるということか?
んな、バカな。だが、本を読み進むにつれて、うーん、そうかも知れないと
思うところがだんだんと出てきている。
気を減退させる要因を取り払おう、気の入るスペースをつくろうと教えて
いるのだ。

失敗を恐れていては何も生まれない。

勇気をだして、一歩、前へ踏み出そう! あれ、これも気だね。


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