月曜日の自宅で点滴をするための皮下チューブ埋め込みの手術の前に
みかんには少しでも体調が良くなってほしくて昨日も点滴に行きましたら
いきなり『○○さんは点滴が好きなんですね』と言われました
いつでも来ていいですよ~~と、2日前に言われていたので行ったのですが
点滴は水だから入れて元気になるということはないと言います
初診の時とずいぶん話が違うし、私は???状態
友達から動物にはすごく優しく良い先生だけどちょっと癖があるよ!と言われていたので
あ~~これが癖なのか?と思いながらも話し合いを続けていてもショックな質問ばかりで
うまく自分の持ちを伝えられない私は不覚にも泣いてしまった・・・
多分、先生は飼い主の私を試しているのだと思います
『動物の一番楽な死に方は餓死なんですよ』と言われても言葉が出ない
頭の中は真っ白になるし、自分がどうしたらよいのか?
みかんのためにはどうしたらいいのか?
いろんな考えが頭の中をめぐりますが、今までみかんは病気になったことがない
今回のこの様子は本当に老衰なのか?
どこかに病気があり、それが原因で治るものか?治らないものか?
確認しないでこのまま見送るのは後悔が残るというと、それは飼い主の都合でしょ?ときた!
私のみかんを思う気持ちと、先生のみかんに対する気持ちが食い違っているとも思えなくて
でも、どう言ったらよいのかわからなくなりました
コロコロと話が変わる中、今度は
『今、検査出来たらやっちゃいましょうか?』と言われる(笑)
『ストレスをかけたくないから鎮静を少しかけましょうか?』と言いながら
麻酔薬を手にして、こんなに痩せてるから心配だなぁ~~と
急に看護師さんに缶詰を持ってきてもらい
『食べろ!おいしいぞ!』というと、みかんも久しぶりに缶詰に食いつきました
そこで、さっさとやっちゃおう!と私がみかんに缶詰を食べさせて
看護師さんがみかんの頭をなぜなぜして
先生がみかんに話しかけながら採血するというすごわざ!でかなりの量の血が採れました
基本の血液検査と甲状腺の検査、全血球の検査の3点をまとめてやると9,000円で済みますというので
せっかく採血できたので全部の検査をお願いしました
それから水だという点滴を入れたのですが、先生の独特なマジックでみかんは暴れず
知らない間に点滴も終わっているという状態で、今度は
『これなら皮下チューブを埋め込まなくてもこの子は通院で点滴できるから月曜日の手術は止めよう!
異物は異物だからね』と、明日の手術は急遽中止になりました
もう最初から最後まで振り回されっぱなし(笑)
最終的には血液検査の結果待ちでそれから治療方針を決めましょうという結論に落ち着きました
癖のある(笑)先生の言葉と行動に戸惑いながらも、私には
すべてみかんのことを第一に考えてくれていると感じられたのでお任せすることにしました
初診の時に看護師さんがいなくて点滴の治療費を払っていなかったので、その分と
今日の分を精算してくださいというと再診療と血液検査の分だけの10,620円だけ
点滴は治療方針が決まってないのに勝手にしたんだからいりません!と取ってくれません
エコーの費用も無料で、こんな病院は初めてです
点滴だって私がしてくださいとお願いしたのに、本当に欲のない動物のことを第一を思う先生です
これが長年通っていた前の病院だったら諭吉さんが数枚飛んでいるはず
明日また来てくださいと言われたので行きますが、
点滴はただの水だよ!と言われなければいいなぁ~~
ネットで調べたら静脈に入れる点滴は薬など入っているそうですが
皮下に入れる点滴は脱水症状を改善するだけのものらしいですね
初診の時も昨日も私だけで一時間かかり、待合室は混雑してきました
診察室も待合室も同じ部屋で低い衝立があるだけで皆さん、
待っていても中の様子がすべて見えて退屈されない様子です(笑)
もっと早く、こういう病院に通いたかったですね