狂犬病の注射をしないという選択

体中にがんが転移している元気くん

毎日の早朝散歩と公園散歩は梅雨の晴れ間を見ながらほぼ毎日なんとか行けています

(まったく両方できない大雨の日もありますが）

そんな状態の元気に狂犬病のワクチンを打つのが嫌で今まで延ばし延ばしになっていましたが

友人が言うには、狂犬病ワクチンは絶対しなくてはいけないものだから知らんふりしてしないでいると

(もちろん病気で体に負担を掛けたくないので打たないだけですが）

暮れくらいにしつこく行政から催促のはがきが来ると言っていました

暮れまで元気が頑張れるかどうか？わからないけれどそんなハガキが届いても督促状みたいで気分が悪いし

従姉妹のところのアリスが亡くなる数年前の何年間かを『病気のために狂犬病のワクチンはしません』という

手続きを毎年していたことを思い出しました

結構なお金を払うのよ～注射もしないのに…と

６月のシャンプーの予約日に元気の食欲がない日が続きキャンセルしたら次回は９月しか取れず

爪切りと肛門腺絞りもしてほしかったのでついでに愛犬手帳と狂犬病の葉書を持参して行ってきました

体重は成犬になって初めて３キロ切って２．９５キロでした

でもMAXでも３．５キロですからね

愛犬手帳はこんな感じに記入されて、正式な書類は後日市の方から届くそうです

これで２，０００円プラス消費税で２，２００円になります

なんでも現在治療中と申請するらしいのですが、元気はもう完全に見放されているのにね　

爪も切ってもらい体は臭いけれど私たちがシャンプーなんてとても無理なので只今キャンセル待ちの状態です

でも、元気くん

相変わらず公園に着くと走り回っています　　

周りの方に『何歳ですか？』と聞かれるので『この秋に１５歳になります』というとみなさん一様に『げんきねぇ～～』

ハイ！

名前が元気ですから・・・

 

リビングでは刺し子をチクチク

亭主が一泊入院で留守の時は二階の自室にこもって居るわけにもいかず元気と一緒にずっとリビングで過ごします

そういう時はキルトを入れたりの手作業が便利なのですが、今残っているキルト仕事はベッドカバーだけ・・・

ベッドカバーを広げる気力もなく2年前に東北旅行の際に買ってきてあった刺し子の布巾でも完成しようかな？

とチクチク刺し始めました

糸をほかの色にすればよかったとちょっと後悔

刺し子は専門的にやるつもりはないので、コースターにせよ布巾にせよ図柄が印刷してあるものを選びます

初心者には便利ですねぇ～

今の状態だと裏の方がどれくらい刺したかがわかりますね

この刺し子の布巾も5枚ほど作ってももったいなくてお茶碗を拭けません

今ではお皿とお皿の間のクッションになっている状態で、何か良い利用方法はないかしら？

元気くんとの公園巡りも４か所を毎日順番に回り、

日曜日は混雑しない人気のない公園へ行きました

↓　でも駐車場の関係や元気が歩きやすい公園というと一番近いところになってしまいますが　

まぁ、彼が喜んでくれているならどこでもいいのかな？

なんか、笑っているみたいでしょう？

全く食べない日が2日も続くとあと何日一緒にいられるのかな？と不安になり

3日目に食べてくれると　

あ～～、これで一週間は大丈夫だわ・・・とか、飼い主の心配も関係なく

相変わらず気に入らないと噛みつきそうになるし（笑）

ご飯を全く食べない日でも散歩だけは行きたがり、朝の散歩は軽く

午後一時半になると時間がわかるのかな？と思うほど公園に行くんだ！と騒ぎます

今は自分のやりたいことは封印して元気最優先の毎日です

元気の大好きな公園へ～

１３日、雨の晴れ間をみて元気の大好きな公園へ散歩に行ってきました！

今にも雨が落ちてきそうなお天気だったのでわんこの散歩は少なかったですねぇ～

ここは桜の名所なので桜の時期は駐車場には入れなかったのですが、今は葉桜となり八重の桜や藤の花が咲いています

この週末は藤の花が満開になるころですからまた人出が多くなるのでしょうね

(６～７年前の画像です）

よく２匹を連れて遊びに来ていた思い出の公園です

この時の元気はモモと言うリーダーがいて私たちにも従順だったのですが今じゃ、威張る！威張る

どうしようもない困ったちゃんになってしまいました

でも、この画像を見たらモモとよく似てきましたねぇ～(笑)

上のモモの画像と同じ年ですもん！

公園内を歩くのは体に負担がかかるので最初にちょこっと歩かせて

元気と一緒に撮った写真がなかったので亭主に撮ってもらったらこんなに小さいやん！

しかも元気・オチッコしてる真っ最中だし・・・

カートの中での散歩は元気にとって不本意なのでしょうけれど２日間食べられなくて体力も温存したかったのですが

なんと！

散歩から戻ったら３日ぶりにご飯を食べるじゃありませんか！

１４日は一日中雨でお散歩は無理でしたがご飯はしっかり食べれています

いいぞ！いいぞ！

元気くん

明日晴れたら今度はほかの公園へ行こうね！

元気くん（チワワ14才）の記録ー１

わが家のわがままだけれどかわいい・かわいい元気くんに余命宣告が出ました

年齢的にある程度の覚悟はできていましたが先週（4月7日）フィラリアの検査の際に血液検査もして

数値はすべて枠内に収まっている！とお墨付きをいただき、

安心してワクチンとフィラリアンの薬とネクスガードをこの秋までの分、一括処方してもらい

後は狂犬病の注射が済んだら秋まで病院とは縁がなくなるなぁ～なんてウキウキしていました

それがたった5日後に余命宣告を受けるなんて思いもしなかったことでした

でも、動物を飼う以上別れは必ずあるものだし年齢的にある程度覚悟もしていました

手芸道具もいったん片付け、プールも休みこれからは元気のためだけに残された短い日々を

彼だけのために使おうと、記録だけ残しておきたくてブログを更新しようと思います

手芸ブログですので興味のない方はスルーしてくださいね

 

11日、朝から元気のお腹がぎゅるぎゅるなりご飯を食べません

こういうことはよくあることで、1日目は様子を見て2日目にも続くならまずは大好物の

ケンタッキーを買ってきて、それにも食いつかなかったら病院へ～というのが普段のケースですが

11日は大好きなこたつの中で寝ることもせず、さかんに二階の私の部屋へ行きたがります

元気の中では雷とか風の強い日など不安でいっぱいの時は私の部屋が避難場所になっているようです

様子がおかしいので二階に上げて私もうとうと1時間ほど寝ただけで元気に付き合って朝を迎えました

（私の部屋で少しおつついた元気）

12日、大好物のケンタッキーを買ってきても見向きもしません

そこでモモが亡くなる前に痛みが耐えられないのか？

一晩中部屋の中をうろうろしていた状況に似ているのも気になり

午後からの診察を受けるために動物物病院へ行きましたら、いきなり検査をしますとのこと

何の検査？？？と思いましたが断るわけにもいかずお任せしたら又呼ばれて

『今、何とか採血が出来ましたのでこれから血液検査をしてから治療をします』と言われ

待たされること一時間

5日前に血液検査をしたばかりなのになんでまた検査？くらいにしか思わず待っていたのですが

再び呼ばれて入ったら彼はぐったりしていました

待合室にいても元気の騒ぐ声が聞こえ、いつものことなので

あ～～またスタッフさんの手を煩わせているなぁ～と・・・

そうしたら先生の腕にもひっかき傷が・・・

 

そこで驚く検査結果を聞いたのですが、体中に腫瘍が出来ている

腎臓、肝臓、生殖器、胃、あと一つはもうボーっとしてしまい再度聞いたのですが頭に入りません

どこが原発で転移したのか？今となってはわからないけれどあちこちに転移してしまい

特に肝臓は片方の影も映らないし、胃にはこんな小さな体なのに3センチもの腫瘍があり

それで胃がつぶされ食事がとれないのでしょう…とのことでした

この検査も本来ならレントゲンを撮るのですが暴れて撮れないのでエコー検査をしましたとのこと

この日は点滴と注射3本打ち、このまま食べられなかったら一週間持つかどうか？

そして元気の場合、暴れるので点滴も来院してもらっても治療はできるかどうか？

来る、来ないは家族の意思だけれど看取りを考えてほしいと言われました

 

私には不思議なことがいっぱいで、こんなに体中がんに侵されているのに痛がらず

散歩が大好きで行きはほとんど走り、帰りはさすがに年齢的に疲れるのかとぼとぼと歩きます

そして毎年血液検査もしているのにどうして？という疑問があり聞いたところ

普段の5,000円の血液検査では詳しいことはわからず、異常があった場合さらに5,000円払い

詳しく成分検査みたいなものをして初めて悪いところがわかるらしい

だったら普段の定期的な血液検査は意味ないじゃない！

 

言ったところで元気はモモのようにおとなしく治療を受けたことはここ5年程ないし

それは年々悪くなる一方でした

（モモが亡くなってリーダーがいなくなったせいか？たがが外れたようにわがままな困ったちゃんになりました）

確かに二階から元気を下すときも私は手を嚙まれました

家族は仕方ないけれど若い女医さんの美しい手に傷を負わせるのは望みません

元気の終末に一番不安があったのはこのことでした

治療の方法がないと言われたらもうやることは決まっています

もう元気を連れて動物病院へ通うことはないとの覚悟で帰宅しました