関東一円のロケハンである。
何十年もやっていて慣れたが、
普通はあまり走らない行程。
なかなかしんどい。
もちろん関東全域を毎日のように踏破されている職種の方も無数にいらっしゃるワケで、
しかも高速道路とその情報の発達でかつてに比べて時間が読めるワケで、
甘ったれたことは言えない。
などと無言で考えていたら、
左手に牛久の大仏が見えてきた。
なんともありがたい。
合掌。
帰りは完全に夜。
極めて疲れるが、
ロケハンの積み重ねは作品のために極めて重要で、
そのためのロケ場所を探す『制作部』というスタッフには頭が下がる。
台本を読み込み理解して、
スケジュールや役者のケアを考えながら、
例えば3つ場所を探しても採用は1つ。
借りるにあたって猛烈に細かい交渉を重ねて、
撮影になれば猛烈に面倒くさい撮影隊の仕事、生活の世話をし、
最後に片付け、
また次の現場を開く。
本当に大変。
ご苦労様です。
合掌。
月曜日、
岐阜に行ったときの大好きな富士山。
さて、
新作モード。
連続してたくさんの準備があるが、
1つひとつクリアすべし。
“老化”なのか気力も薄れぎみだが、
まだまだ先があると信じて、
前進!