堤幸彦の2018日記

空趣味、日記など
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山形へ

2015-11-14 09:11:24 | 日記



YMF2015に招待されて山形へ。
映画「悼む人」で大変お世話になった山形である。
今日も映画祭で再度の上映をいただく。
嬉しいことである。
映画「悼む人」は第2のデビュー作の気持ちで、
1カットずつ私自身を搾り上げるように撮った大事な作品である。
一般的な評価は薄かったがもう一度スクリーンにかけていただくことは本当にありがたい。
救われる。

天童荒太先生の原作、
舞台と映画の二つの出口、
長い時間をかけたワタシの代表作。
今日は静かな心持ちでもう一度スクリーンに向かい合いたい。

そして映画作りの人々の交流の場である。
行定氏とも久々に会う。
楽しみだ。



昨夜は40年近い盟友、秋元康氏にワタシの還暦を祝ってもらった。
1980年代中盤からの仲間もたくさん来ていただいた。
涙が出るほど嬉しかった。
楽しいときも苦しいときも闘い続けた本当の戦友である。
まさか還暦祝いにたどり着くとは20代の自分には信じられないことだが、
事実なのだ。
そして数年後には今度はワタシが祝う側になる。

家に帰りいただいた祝いの品を拝見し、
綺麗な包装紙にくるまれた60本の赤い薔薇の茎を鋏で切りながら思う。

きっと身体の不調を“自慢”しあいながら、
残りの人生、
また皆さんと共に歩んでいくのだろう。
仕事を始めた20代の頃と比べて多少の知恵や技はついたけれど、
あの頃皆で「共有」していた気持ちの初々しさはかわらない。
またあの「いたずら」のような作品を出してはほくそ笑む、
そんな時がくる、と。




さて、
20日、よる九時、
日テレ系、
ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」
また詳しく書きますが、
是非にごらんください!
面白いよ!












名古屋へ

2015-11-11 06:33:45 | 日記



慣れてしまった夜明けの新幹線。
今日は席を間違えた。



弁当、
新聞、
いくつかの資料。
でも間違いなく、

寝る。。


今日は愛工大の授業。
個人制作の映像を大量に拝見した。
いつも思うが我々が10年位かけて獲得する映像技術を自由に使うことができる。
素晴らしいことだ。
技術的には。


しかし問われる問題はいつも同じ。
それは「ワタシの言葉」がどうか、だ。
誰かに披露したければ。


と書きながらいまだにワタシに問うことだなと。



午後は実家で昼食をとり、
なぜか母校である小学校で取材をうけ、
夕方は東海アクション関係のミーティング。


眠い。
寝よ。
あっ、
弁当。



撮影最終日

2015-11-07 13:20:01 | 日記









ドラマ「刑事バレリーノ」もいよいよ撮影最終日。
楽しかった!

どう楽しかったかは、
オンエアでチェックしてね!
楽しいから。
ホントに。


さて、
ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」の放送も近い。
11月20日よる9時!
日テレ系!
これは、、、



面白いよ!
どう面白いかは、
オンエアでチェック!!

旅人は何者か、、
何が視えているのか、
何を感じるのか、
仲間って?
家族って?

ちょっと変だけど
とってもヒューマンなドラマ、
「視覚探偵 日暮旅人」
お楽しみに!
見てね!



久々な日テレドラマ、
タイプは違うが、
魅力的は二時間×2本!
合わせてお楽しみください!





60代、最初の日

2015-11-03 01:19:03 | 日記









還暦だ。
まったく実感ない。
イメージしていた60才と自分の内実が合わない。
何も『大人として』確立してない。
おちつきもなければ、
死への覚悟もない。
もう五~六才戻してもらえないか。
若くなりたいのではなく、
年相応になりたいだけだ。
やりたいこともありすぎて人生の残量も少なすぎる気がするし。
くるっと一周して赤ん坊に戻る?
いやいや無理無理。
この中途半端さで初期化したらだめでしょ。


もっと!
まだまだ!
走れ!
止まるな!
学べ!
見続けろ!



と、
焦りながらも『生かされてきた』感動もまた併せ持つ。
他界した両親のことは特に感謝してもしきれない。
父親の優れた社会性と母親の底無しの包容力は人としての理想だ。
もっと話したかった。
もっと甘えたかった。

そして私を支えてくれた多くの方々に、
心から感謝します。

まだまだ途上。
生々しく歩き続けます。
どうぞこれからもよろしくです!


現在、11月3日、午前2時。
また今年も現場の誕生日!
残り10カット!