堤幸彦の2018日記

空趣味、日記など
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風薫る

2010-06-10 10:10:12 | 日記

・・・と言いたいが、もう六月だった。

今週は準備の週。

10種類ほどのプロジェクトの仕込みがくんずほぐれつ。

まあ、それはそれで楽しい。

脳のいろんな部分を使う。(たぶん)

「庄屋制度」のことだったり、琉球の衣装のこと、30代の男性の持ち物で余っているもの、明治維新、「大阪の母」、健康オタク、地域振興、即興ピアノ、オタクの部屋、EOSの特性などそれぞれ関連のないことばかりだ。

作品ごとに背景やテーマが違うからだ。

しかし関連のない出来事が見事につながることがある。

それもかなりの頻度で。

琉球の衣装を調べていたら琉球王朝時代のライフスタイルが気になり、そこから当時の食生活を調べ始め、これまたそれが現代の健康維持管理に重大なヒントを持っていることを知り、そこから王朝崩壊と明治維新・・・みたいな。

ロケ地の調査をしているだけでも、見知らぬ場所が訪れたことのある別の場所に関連があるとか、“縁”みたいな事が往々にしてある。

狭い日本、なんらか関係しあって人間は生きている。

そのほんのささやかな一部の関係を見てワタシは生きている。

もっと見たい。

もっと知りたい。

じゃないと死ねない。

なるほどそうだったのか・・と納得して死にたい。

もっと勉強だな~。

 

 

友人のマツシタ氏に名古屋でもらった生パスタを朝から食べてみる。

撮影現場でもケータリングで出て、「うまっ!」と皆驚いた麺。

さっと茹で、レトルトのソース。

やはりうまい。

もちっとして重量感があって「食べたぞ!」という満足感が残る。

いま流行り?生パスタ。

 

さて思索の旅へ。

ってカッコいいもんじゃない、種種雑多な仕事の午後へ。

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
函館 (chapu)
2010-06-14 11:13:30
私も

>狭い日本、なんらか関係しあって人間は生きている。

を感じてきました。

ほんとですね。 監督。・・・
改めて、そう思いました。

お写真のスカイブルーの濃さ加減と
空を飛ぶカモメか何かの渡り鳥の様に
街頭のアングル具合がナイス!
心にフィットしました!
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