大晴天

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　いい朝だ。
そういえば今日は５４歳最後の日だった。
特別感漂う。
すると明日は５５歳初日で、来月の明日は５５歳突破一ヶ月。
来年の明日は５５歳一周年。
あれっ？

でもきっといつもの日なんだろう。
いつものように食べ、移動し、何かを見たり読んだりして、考え、寝る。
特別な日なんてない。
いや、言葉をかえれば毎日特別だ。
だって同じ本でも読むたびに印象が違い、感動するポイントが毎日異なる。
食事の好み、体の状態、毎日違う。
「その日の気分」は確実に存在し、
「気付かなかったこと」に気付いたり、「事の真相」が解る日がある。
とんでもなく美しい風景や素晴らしい人間に出会う。
だから面白い。
もちろん苦痛もある。
死にたくなることもある。
でも「面白い」がそれを上回る。
まだまだやっていける気がする。

空はその反映のように晴れたり曇ったり。
だから写真を撮り、
だからこれ（日記）を書く。
忘れちゃうからね。




昨日は起きたらテレビがいきなり壊れた。
プラズマ壊れた。
ドラマみたいに「プシュッ」って壊れた。
マジかよ。
地デジ今日からか？ととっさに思ったが、すでに地デジであった。

気を取り直して、日曜日にやるはずだった部屋の徹底的大掃除。
徹底的だった。
全てを「ふるい」にかけダウンサイジング（？←正しいのか）した。
でもまだあと２回。
午後遅くにまたまたワタシなどで番組を作ろうとする奇特な方々と会合。
身に余る光栄である。
でも身に余りすぎるかもしれない。
望んでいらっしゃる「尺数」と私の内実がそぐわない気がする。
日々高田純次的にテキトーに生きてきたので、
「徹底分析」の対象にはそぐわないような・・・
まさに「裸」にならねば要求を満たさないカンジだ。
・・・・いや、脱ぎませんよ。
ストーリーの必然性がない限り。


そして最近多い（といっても２度目）安田顕さんと対談。
才能と存在感のある素晴らしい俳優さんだ。
「SPEC」「テンペスト」続けてお世話になる。
楽しかった。
もっとじっくり音楽の話でもしたい。


そして夜、マツナガと（編集家族での天才的料理番あるいは編集室の座敷わらし）クスと焼肉。
土日とパワーダウンしていたのでガツ食い。
おかげでその後、部分的大掃除の続き。




さて、
今日を楽しむか。