やるべきことがいろいろで日記が書けなかった
撮影は進む
毎日発見だ
人生で2度は体験しないような経験を積んでいる
来年の準備も進む
松の内からいきなりスパートだ
この経験も忘れられない経験になるだろう
今日は初めて汐留の日テレに行った
たくさんの女優さんに会った
その後、違う局の番組で長い時間「笑った」
たくさんの知り合いに会った
終わって田町のなか卯でうどんをマツナガと食った
おじさんがたった一人で切り盛りしていた
なんだか深夜のなか卯のおじさんは寂しそうなロボットのようだった
部屋で酒を飲みながら久しぶりの日記を書く
ふと思う
私とロボットのおじさんとはいかなる違いがあるのか
次々客が来るので洗えない積まれた皿
慣れた手つきでマニュアル通りに作られていくうどんやカレーや親子丼
資本主義の近代的なシステムが料理人とウエイターとレジ係と皿洗いを一人にする
安いお金でサービスを享受する深夜の我々・・・
通り過ぎるパトカー
おじさんは生まれつき多角的ロボットだったのか
そうではあるまい
たまたま今日は日曜日の夜で人が少ないだけなのだ
バイトさんが無断で休んだのか?
黙々とおじさんは冷蔵庫から何か袋を出し
それをなにやら機械にかけ
あっという間にうどんを作る
発券機の前でメニューを決めきれなかった3人組のサラリーマンがやっとボタンを押す
無機質な「カツどん」「肉うどん」「青じそ」とかの声が
ロボットおじさんの厨房に流れ
おじさんは余計にロボット感を増す
またパトカーが通過した
煌々と白く光る蛍光灯が眼に刺さる
京風の薄味のだしが人間的でうまい
うまい分シュールさが増幅する
深夜の田町
おじさんと私とはどんな違いがあるのか?
確実に疲れている私
映画「銀幕版スシ王子!」仕上げ快調!