堤幸彦の2018日記

空趣味、日記など
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5月から6月へ

2014-06-03 00:20:43 | 日記

 

木曜日。

フランクフルト。

スタッフの泊まる“朝食バカウマ”のホテルでバカウマの朝食を食べ、

徒歩でシュテーデル美術館。

ボッティチェリ、フェルメール、ベラスケス、ドゥラクロワ、クールベ、ムンク、モネ、ドゥガ、マネ、ルノアール、ゴッホ、モロー、ルソー、マティス、ピカソ・・・

古典も素晴らしいが、

特徴的な構造を生かした“奥の院”に無数に展示してある現代美術に眼を奪われた。

特にImmendorffと言う作家のちょいキューバっぽい作風の絵はすごい。

特集展示していたドイツ表現主義のNoldeも見応えの質量。

時間がなかったのでさああーっとだったので、

今度ゆっくり観に行きたい。

・・・けど遠いよね。


そして「マインハッタン」と呼ばれる高層ビル群の一つに登る。

空港並みに警戒厳重。

そりゃそうだ。

経済の都市だし。


そのまま徒歩で名所の市役所前。

近くのレストランで地元料理。

平たく叩いた肉のカツレツ=シュニッツェル。

白アスパラのスープ。

うまい!!


地下鉄で映画祭「ニッポン・コネクション」の会場へ。

小雨降る中、記念撮影。


ロビー喫茶フロアーでいらっしゃっていた日本の監督さん達と会話。

情報交換したり、「撮影時モニターは視るべきか、否か」とかで語り合ったり。

東京ではあまりそのような機会がないので勉強になった。

お会いした皆さんの作品は必ず観ます!


夕方、

メインホールで映画「MY HOUSE」上映。

ほぼ満員。

きちんと笑いが来たり、驚きの声など聞こえ、

最後には延々と拍手をいただき、

質問も続々と。

ありがたい。

本当に嬉しかった。

主演のいとうたかおさんやスタッフと「やってよかった」と感激。


夜、

とんでもないことに、私を「研究」するシンポジウム。

時差ぼけピークのなか、たくさんの質問。

最も通訳し辛い答えを連発。

申し訳なかった。

お集りの皆様、本当に感謝です!


そして映画祭スタッフや我が「Kesennuma,Voices」「MY HOUSE」両チームで痛飲。

予定を終える。


きちんと日本文化と向き合おうとしているドイツの皆様に敬服。

皆さんよく日本のことを知っているが、

私たちはほとんどドイツのことを知らない。

同じ映画祭が日本でも出来るか甚だ疑問で、

歴史的に関係の深い国だからこそ草の根の深い相互交流が必要と感じた二日間。

 


本当にありがとうございました!



金曜日。

日本通のラース君が送ってくれて安心の搭乗。

別れがたいゲートでありました。

また行きたい!

会いたい!

さらばっ!


・・・が早く着き過ぎて空港で3時間。

台本読んだり、本読んだりぼええええっと。



帰路、

リトアニアとロシア・カリーニングラード州にまたがる砂州、

クルシュー砂州の上。

感動して写真撮りまくり。


途中、夜になり朝になり。

映画「アメリカンハッスル」に魅了され。



土曜日。

早朝着。

子供の通う学園に父親参加の日。

全面白髪は私だけ・・・

必死で若ぶる。


日曜日。

6月になる。

木梨憲武氏の上野の展覧会に行くが超満員。

30分ほど並んで入る。

「発想が自由」の究極だ。

随所の「驚かし」も素晴らしい。

エンターテイメントと美術の境界を突破する贅沢な空間だった。


月曜日。

映画「エイトレンジャー2」が完成近い。

“もろもろ映像”も出来上がりつつある。

楽しみな7月!



さて今日は、腸カメラ。

朝から下剤を2ℓ。

これが辛い。

ポリープが発見されればその場で削除。

良性か悪性かで戦々恐々だし。

二年前も一個取ったが、良性だった。

今回はいかがか。


と言う訳で食事ができない。

ハラへった。


 

 

 





コメント (5)
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