堤幸彦の2018日記

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秋の空

2012-11-12 14:20:21 | 日記

                     

 

昨日、鴻上尚史さん作・演出の虚構の劇団「イントレランスの祭」を観た。

猛烈なスピード(特に自分の芝居と比べると際立つ)の活劇ではあるが、

そこで語られるのは、日本人の実像をえぐる象徴的比喩であり、普遍的な問題であり、まったく他人事ではない。

一瞬とも飽きることのないストーリー展開に唖然としつつ、笑いながら考え、どんでんに舌を巻き、ラストにまた考えさせられた。

素晴らしい演劇です。

生き様を賭けるようなテーマにこんなに爽快に切り込む作品は、本当に素晴らしいです。

 

若手(?)の役者も果敢に突進していて、好感。

「悼む人」の設計の段階で手伝っていただいた役者も何人かいて、その「旨さ」に感動しました。

 

11月23日から25日まで大阪・ABCホールで公演。

そっち方面の方、特にお見逃しなく。

 

 

「私たち」はその頃、札幌か。

明日から福岡か。

 

 

あ、虚構の劇団とまったく同じスケジュールで永井愛先生(先生と呼ばせてください)の「こんばんは、父さん」も大阪・森ノ宮ピロティホールですな。

永井先生の芝居はため息が出るほど完成されていて、

「詣でる」に近い。

絶対観た方がいいです。

 

 

ああ、空は高いなあ・・・

仕事、しよ。

 

 

 

コメント (9)
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