追悼

　　　　　　　

 

ディープ・パープルのキーボード奏者、ジョン・ロード氏を悼む。

まさに１０代で洗礼を受けたロックの象徴的アーティスト。

「IN ROCK」というラシュモア山をもじったジャケットのアルバムが中学生のワタシを“そっち”の世界に引きずり込んだ。

ジョン・ロードのソロパートを風呂に浸かりながら口笛で吹いたものだ。

１９７０年代の一番オーソドックスなロック少年のカリスマ。

２回日本公演を見たがずっとハモンドに向き合っていたのが印象的だった。

もう一度聞きたかったな。

安らかに・・・

いや、天国でもハモンドを弾きまくってレスリー鳴らしてください！

 

 

 

 

 

まだまだ大泉

昨日は今撮影中の映画のリハを一日中。
ワタシの作品には珍しくリハみっちり。
登場人物も多いし、細かな「感情」の回路を作り上げなくてはならないので、リハーサルは必要なのだ。
しかも繰り返し。
撮影は五台のカメラで何度も撮る。
どんな表情も逃したくない。
一回シュートすると20分回しっぱなし、台本20ページ一気とかも。

撮影手法は結果に出る。
作品ごとに変化し初期化されるのだった。



マルチといえば先日の奈良・西大寺の特設ホールにおける堂本剛氏のライブ収録は30台のカメラを使った。
アーティストの思いと演奏者のリアルを余すところなくドキュメントしたかったからだ。
上手くいったと思う。
「平安結祈」に続く作品として発表したい。



昨日の夕焼けは素晴らしかった。
まるで劇団のようになった俳優陣と食事をしていたが、
窓外を一瞬見て、カメラ持って飛び出した。
「一回性の劇場」に感動しなくなったら終わりである。


今日も灼熱だが撮影しまくりだ。