編集は進む。
ソファーに沈むように編集を丁寧に織り込んでいくと、
楽しくて、本当にこの仕事、好きなんだなあ・・
と、なんだか充足感で幸福になり、
何本目のドラマだろう、仕事を続けられていて本当に有難いなあ・・・
と、柄にもなく殊勝なことを考えてしまう。
と、次の瞬間、山積みの“時間ないぞ!やんなきゃいけないこと”が頭にぶわーっと浮かび混乱して押しつぶされそうになり、
冷や汗とか心拍数が増したりとかしていらいらする。
幸福と強迫観念の間を行ったり来たり。
そして逃避すべく3000m級の山に登りたくなったり、
3時間ぐらい散歩に行きたくなったり、
サンマルクのパンが食べたくなったり、
3万円くらい無駄遣いしたくなったりする。
・・・って「3」のつく事ばかりだ。
そうか、編集しながら次の回のコンテ作ったり、
舞台のアイデア練ったり、
企画している作品の脚本を見直したり、
同時に3個程度の仕事をさっさとやればいいのだ。
やるぞ!やるぞ!やるぞ!
と3回念仏を唱え・・・
なんて意味のないことを書いていたら、
3重県出身のAPクスが「はよやらんかい」といった表情で買い物に出かけていった。
すんません。