昼間、仕事とは関係ないがある学業をしている。
どこかに行って、なにか「学ぶ」のは学生時代以来のことだ。
朝早く起き、予習をし、
早くに教室に行き、教科書を読み、
学生や自分よりたぶん年下の教授の顔を見ながら授業を聞き、
わからないことだらけでそっと机の下でケータイで調べ物をし、
昼休みにさっさと午後の教室へ移動し、一人で食事をし、
午後の授業を聞く。
そして少しぶらついて、仕事へ行く。
今日で2日目。
まだ疲れてもいないし、「その意味するところ」はしばらくしないとわからないだろう。
さて予習。
がんばる意欲が湧くのはいいことだ。
この暑い時期に。
昨夜、東京セレソンデラックス
「くちづけ」を観る。
以前も書いた気がするが、
「これぞ演劇!」だ。
とにかく笑って泣ける。
いや、今回はそれどころではない。
深遠な社会性、問題提起をはらんでいる。
しかも表層的ではなく。
笑っているうちに「巨大な闇」が立ち上がる。
マクロ的ミクロ的、普遍的個人的にだ。
恐れ入った。驚いた。
宅間氏は社会への辛らつな「眼差し」を持っている。
言葉を持っている。
そして表現する肉体を持っている。
すごいことだ。
加藤貴子さん、金田明夫さんはじめとする役者陣がその「力」を受けて猛烈に熱演だ。
カーテンコールがここまで「抜け殻状態」も本当に清清しい。
観終わって「感謝する」気持ちになった。
自然に、本当の意味で、拍手をした。
ありがとうございました。
8月1日までシアターサンモール。
9月22日~26日大阪・シアタードラマシティ。
10月8日~10日名古屋・名鉄ホール。
10月15日~17日札幌・道新ホール
勝手に予定を掲載。
これは観るべきである!